年末の大仕事。手作り門松。

こんにちは。大正東部地区担当の小野です。 これからするお話は昨年末のことになります。 最近では、家事情の変化や手間の問題もあり、飾られることが少なくなった門松。大正駅前にぎわい拠点では昨年に引き続き今年も飾りました。といっても、買ってきたものを飾るわけではありません。 手作りです。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 年も押しせまった12月30日。大正の江師にあるオートキャンプ場「ウェル花夢」にて門松づくりをしました。 今回作る門松。まずは材料調達です。 竹、木(土台用)、銅線、松(雄松=黒松、雌松=赤松)、ゆずりは、シダ、南天、まんりょう、梅。       銅線以外は四万十町産です。 この内、竹と木と銅線は今回作り方を指導してくれるウェル花夢の支配人さんが事前に用意してくれました。それ以外、飾りの植物に関しては現地調達です。ウェル花夢周辺の野山に行き、植物を調達してきました。 さて、門松を作る工程に入ります。
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※竹をななめに切る作業。とても難しく4回ほど切りなおしました。
まずは、竹を切ります。太さが太いもの、中ぐらいのもの、細いものの3本が必要です。先端が尖っているものの方が見た目がいいのですが、そう簡単には行きません。四苦八苦しながら何度か切り直しの末、今自分たちが出来る最高の角度で切ることができました。 次は、その竹を立てて、周りを竹などで囲み土台に固定します。二人で協力しながらあーでもないこーでもないとこれも苦戦しました。
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※芯の周りに植物を飾る用の小さな竹を配置。その周りを木で囲んで銅線で固定します。
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※採ってきた植物を活けます。センスが問われます。
土台ができたら、そこに採ってきた植物をバランスよく配置していきます。これはセンスが問われるので、これもまた難しい。 でも、途中支配人さんに助けられながらもなんとか自分たちの手で、門松を作ることができました。
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※左が僕たちが作った門松。右はウェル花夢の支配人さんが作ってくれました。
できた門松はそのまま大正駅前のにぎわい拠点に飾りました。
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※門松は6日までにぎわい拠点に飾ってました。
門松は歳神さまが地上に来られる際の目印だといいます。自分たちが作った門松が歳神さまの目に留まったかどうかはわかりませんが、今年一年元気に楽しくやっていこうと思います。  

この記事を書いた隊員

小野雄介大正東部地区の地域振興
大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。
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