こんにちは、移住定住促進担当の近藤です。
昨日は十和の広井小学校横の河内神社にて、舞踏の演舞が行われました。
「舞踏」とは日本発祥の踊りです。
西洋のバレエやダンスとは対極で、決まった型はなく、踊り手の内面世界や自然観、からだの生命力などを感覚から来る動きで表現するもの。
頭でストーリーを追うのではなく、踊りを観て自分がどう揺さぶられるかを内観するような感覚で観させていただきました。
音楽はなく、静寂の中、時には踊り手の声や足踏みで世界観が表現されます。
わたしは舞踏を生で観るのは初めてでしたが、能や神楽に近い、日本人の神通力みたいなものを肌で感じて鳥肌が立ちました。。
披露してくださったのは、十和出身の舞踏家、由良部正美さん。
普段は京都を中心に活動されています。
このような日本文化の真髄は、都会でお金を払えば気軽に触れられるのかもしれませんが、
この四万十町で、自然に囲まれた中でじっくりと堪能できたことは何ものにも変えられない贅沢だと思いました。
由良部さん、企画してくださった皆さん、素晴らしいものを見せてくださり本当にありがとうございました。
わたしもこの四万十町で、日本文化の伝承・発展に尽力していきたいです。