こんにちは!
仁井田・影野地区の地域づくり担当の井上です。
みなさんはしょうがかりんとうをご存じですか?
私は担当地域にある影野小学校の行事に参加した際に、小学生が手作りしたしょうがかりんとうをもらい、初めて食べました。
想像していたよりもはるかにしょうがの味・風味が強く、かりんとうというよりは、しょうがそのものを食べているような感覚で、衝撃的でした。
それまでもしょうがのお菓子を食べたことがありましたが、それらと比較して、食べやすさもありました。
地域の方にしょうがかりんとうの作り方を教えてもらい、初めて作ったのが、去年の5月頃。
そこから、コスト面を考慮し、しょうがの配合量を抑えつつ、味・風味を強く感じやすくなるように自分なりにアレンジを加えました。
しょうがかりんとうの製造工程はとってもシンプルですが、大量に作ろうとしたときには、かなりの時間がかかります。
もっと多くの人に食べてもらうためには、大量生産のできる工場に製造してもらう方が現実的だと思い、委託製造を検討し始めました。
そして、今回、やっと委託先の工場にお願いすることができ、試作検討を進めています。
しょうがの味・風味がポイントとなるため、しょうがの配合量を変えていくつか作ってもらっています。
試作品を周りの人に試食してもらうと、しょうががかなり強いものでも好きという方が多く、やっぱり、四万十町の方はしょうがに慣れているなと驚きました!
何度か試作を重ねて、できる限り手作りに近い味を再現できたらいいなと思っています。
さらに、原料については、四万十町産の有機しょうがを使えないかと、原料探索から行い、コスト、品質面も検討中です!
この記事を書いた隊員
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井上佳奈
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大学卒業後、食品会社に勤務。仕事をする中で、人との関わりの面白さを感じ、人や地域と密接に関わりながら、新しいことにチャレンジしていける協力隊への応募を決意。高知県の人柄・自然に魅力を感じ、中でも地域住民の活動が熱心だと感じた四万十町へ。住民の方々と一緒に地域を盛り上げていける協力隊を目指す。