皆様お久しぶりです。農業担当の佐藤です。
今回は大道の昔野菜についてです。
1月18日に収穫体験(昭和小学校)、翌日19日は販売体験(道の駅十和)に参加しました。
収穫体験は児童達も楽しみにしていたようで、ものすごく張り切っているのが伝わりました。
今年は例年より豊作だったようで、どれも大きく育っていました。
特に昔カブは根が深く子供1人では引き抜けないものもあり、2・3人で協力して引っ張っている姿が素敵でした。
その後は翌日の販売体験の為に、野菜を洗う作業も行いました。店先に並ぶ野菜になるまでのプロセスを勉強でき、その苦労を体験出来たことが、児童達にとって何よりの収穫だったと思います。
翌19日、道の駅十和にて販売体験です。
緊張して表情が少し固かった子もいましたが、自分達で育てた野菜が売れていく事に喜びを感じたのか、最後には児童達の笑顔がたくさん見れました。
地元の方達も楽しみにしていたようで、あっという間に完売しました。
ちなみに私も昔大根を購入し、早速煮物にしていただきました。
昔大根は他の大根に比べ煮崩れしにくく、ホクホクしていて苦味が少ないです。何より児童達が一生懸命種取りから育てたと思うと、より美味しく感じました。
今年度は以上で終了になりますが、やはり1年がかりのこの食育取り組みは、時間を要する分、児童達にとって大きなものが得られる貴重な取り組みだと感じました。
来年度は今回の経験を活かしてより良くしていきたいと思います。
この記事を書いた隊員
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佐藤直人
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関西で5年間、造園業に従事。香川県の知人の農業を手伝うなかで、農家の減少と高齢化問題を知り、自分も自然豊かな場所で農業をしたいと思うようになる。そして、四万十町で行われている有機農業の魅力に心惹かれ、協力隊になることを決意。地域の方と一緒に農業を盛り上げ、町がより元気になれるよう活動中。