こんにちは!
大正北部担当の西村です☻
11月25日、担当地域の大正下津井にて
仁井田神社の大祭「冬もうし」が行われました!
毎年同じ日に、「五穀豊穣」と「家内安全」を祈って行われるお祭りです😆
こちらのお祭りは例年多くのカメラマンの方が訪れる行事ですが、今年はコロナウイルスのこともあり大々的な告知はせず実施しました。
大正下津井の冬もうしと言えば
「牛鬼」です!
牛鬼と呼ばれるお神輿を担いで仁井田神社をスタートに集落内のお宅を一軒一軒回り、そこで担ぎ手たちがお酒とご馳走を頂いていきます😄
今年はコロナウイルス対策のため、牛鬼も担ぎ手もマスクを着用してお家を回りました!
また、今年も四国電力の皆さんが担ぎ手として協力してくださいました😄
現役協力隊と協力隊OBも担ぎ手や牛鬼の鳴き声を模した竹笛を鳴らしてくれました!
例年は訪れたお宅でご馳走を振る舞って頂いていますが、コロナウイルスのこともあり担ぎ手たちは短時間でお酒とご飯を頂いていきました🍚
牛鬼もお供えものを頂きます😊
牛鬼は集落内をまだまだ歩きます😊
大正下津井の名所、めがね橋の上を渡り…
下津井橋を渡り…
そして五穀豊穣を祝い、田んぼの中を猛ダッシュ…!!
仁井田神社に戻った頃には担ぎ手の皆さんもヘトヘトになっていました😅
牛鬼も役目を終え満足そうにしています。
「冬もうし」は1日掛かりで行われるお祭りです。
午前中は牛鬼を担いで集落を回り、午後からは仁井田神社にて祈祷し、お神輿を担いで仁井田神社と徒歩数分のところに位置する住吉神社を往復しました😊
お祭りの最後は古くから伝わる花取り踊りが行われます😆
諸説ありますが、花取り踊りは戦国時代に城内の兵を油断させるために舞われたものが起源と言われています。
四万十町内では大正下津井の他に、大正中津川、奥打井川にて同様の舞いが行われていますが、この大正下津井では本物の剣を使用して舞いを踊っています!
集落の皆さんが真剣に踊る様子に思わず見とれてしまいました…!!
毎年恒例のこのお祭りは多くの人が楽しみにしています😊
何より、集落出身の若い人たちが帰ってきてお祭りを盛り上げていることが、この地域の底力を感じさせてくれました!
来年は身体を鍛えて男性陣に負けないくらい牛鬼を担いで猛ダッシュしたいと思います…😆
この記事を書いた隊員
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西村咲希
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高知県で大学4年間を過ごし、その後、大阪・東京で5年間企業に勤務。そんな中、改めて自身の将来を考え、大好きな高知に戻ることを決意。自分が高知でできることを探すため、以前より興味を持っていた地域おこし協力隊を目指し、四万十町の協力隊員に応募。地域のために何ができるか考えながら活動中。