完璧を目指さない宿

こんにちは。大正東部地区を担当している小野です。 協力隊3年目。任期終了後はゲストハウスをつくるべく奔走している最中です。 そんな私にあるところから声がかかりました。 昨年の9月「四万十町でゲストハウスをつくる」という夢を語らせてもらった「高知地域おこし未来会議」さんから今年もやってみませんかというお話しです。昨年はまだまだ夢の段階で、ただただ自分の理想を語っていましたが、それから1年。 現時点での問題や、自分の頭を整理するのにちょうどいい機会だということでお引き受けしました。 未来会議当12月23日という年も押し迫った、忙しい時期の土曜日にも関わらず20名近くの方が来てくれました。 会議では、自分が作ろうとしているゲストハウスについて発表しました。 私が今考えているゲストハウスは、”完璧を目指さない宿”です。 私は昔よくあった、食事ができ、カラオケもでき、スナックやゲームセンターもある。そんなホテルでは地域のにぎやかさは創れないのではないかと考えています。 私のゲストハウスでは食事は商店街の居酒屋や焼肉屋さん。遊びは四万十町内の色んな施設や自然。といった風に役割分担しながら町全体を一つの宿として考えていきたいと思っています。 そうすれば町中を歩いてくれる人が増えて、町が少しにぎやかになるのではないかなと思っているといった風なことを語らせてもらいました。 その後は、どうしたら地域に受け入れられるようなゲストハウスを作れるかを参加者全員で一緒に考えました。参加者からは、「ゲストハウスに泊まっていると分かるような法被みたいなものを作ったらどうか」とか、「ゲストハウスのお披露目の時に同時に(私の)結婚式をする」なんて突拍子もないけど面白い案が出たりしてすごく刺激に、参考になりました。   来年の2月17日に未来会議の全体会議が行われます。お時間がある方はぜひ来てみてください。高知県5か所の地域おこしの現状が聞けますよ。    

この記事を書いた隊員

小野雄介大正東部地区の地域振興
大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。
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