皆さん、こんにちは。
四万十町地域おこし協力隊 十和地区担当 炭焼職人見習いの笹倉です。
先週末に協力隊で作業・管理をしている田んぼの稲刈りを行いました。
最近はめっきり涼しくなり秋を感じる日々なのですが、この日は残暑を思わせる日和で、朝もやがかかる涼しい朝7時頃から作業を始めたにも関わらず汗だくになりながらの作業となりました。
作業は地元のベテラン橋本さんの指導の下で行いました。
農業に関しては素人な私達ですから、ベテランの橋本さんの存在はまさにスーパーマンです!
まずはバインダー(稲刈り機械)が入れない田んぼの縁の部分を鎌を使い手刈りします。
その後、バインダーを使い一気に刈り込みを行います。
バインダーは刈り込みと、刈り取った稲を紐で結ぶ工程を全自動で行ってくれるので作業が早い早い…人間だったらどんなに早くても1~2分掛かる仕事をものの10秒程で仕上げてしまいます。文明の利器、恐るべし…^^;
刈り取った稲を束に纏めて藁で結び(バインダーの場合は麻紐で自動的に結ばれます)、それを田んぼの空いたスペースに立てた横木にはさ掛けしていきます。
こうしてはさ掛けして天日干しを行うことにより稲の追熟が行われ旨みが増すと言われています。今では効率を考えて機械を使って乾燥させることも多いのですが、十和では昔ながらのはさ掛けによる天日干しを行う農家さんがまだまだ沢山いらっしゃいます。
このまま2週間ほど天日干しを行ってから脱穀を行います。
美味しいお米が食べられる日が待ち遠しいです!