着任のご挨拶 阿部亜梓（あべあずさ）

皆さま、はじめまして、こんにちは！
12月に着任しました、阿部亜梓（あべあずさ）と申します。
ミッションは「観光振興業務支援」たくさんのことをこの地で学ばせていただきます！
どうぞよろしくお願いいたします。

まずは、自己紹介ということで私自身のことをお話しさせてください。

わたしのこと

神奈川県西部に位置する大磯町という人口3万人の小さな町で育ちました。旧吉田茂邸があり江戸時代は東海道の宿場町として栄えた土地です。食に興味があり薬膳コーディネーターの勉強をしていた私は、「食材の宝庫」である高知県に魅力を感じていました。

特に食べ物が美味しいイメージがあり、清流四万十川はもちろんのこと、海や山の自然にも恵まれている土地での暮らしに憧れていました。実は、四国は一度も訪れたことがなかったのですが、高知県とは同じ太平洋沿岸。お世話になった四万十出身の方との出逢いもあり、不思議と身近な存在に感じていました。

移住したきっかけ

航空会社やマラソン大会の企画運営会社で約10年、主にカスタマー対応の仕事に従事し、その後は民間企業の経理職を経て直近1年半は横浜の自宅でフルリモートで働く生活をしていました。

たまたま友人に誘ってもらった山岳リゾートの「滞在型ウェルネスプログラム」に夫婦で参加して、川沿いをランニングしたことがありました。とても清々しい気持ちで解放された気分になり、雄大な自然に包まれている非日常的な時間がとても贅沢なことであると感じたのです。

この健康体験を日常のものにしたい、自然豊かな環境で暮らしていきたいと考えるようになり、夫婦で生活拠点を地方へ移そうという話になりました。

社会に出てだいぶ月日が経過しましたが、コロナ渦により生活に変化が訪れ、多くの方がいろんな苦しみや気づきを得たように、今後の人生をどのように生きていくか、私たち夫婦にとっても非常に考えさせられた期間でした。

「77年あっという間、好きなことをやりなさい」と義祖母に言われた言葉も大きく、最後に移住の後押しをしてくれました。ただ、夫婦二人での移住では孤立感が否めず、地域の方との交流が深められそうな地域おこし協力隊として応募することにしました。

学生時代、カヌーポロ競技に打ち込こんでいた私は、水辺のある地域に親しみを持っており、「いつかは四万十！」という思いが再燃したことも理由のひとつです。

また、東京勤務の夫は移住を前提としたリモートでの就業スタイルは前例がなかったものの、何度か職場と話し合いを重ね、最終的には移住先でのフルリモート勤務について、快諾してもらうことができました。無事に家族や職場からの理解を得られ、この度、四万十町の皆さまとご縁をいただくこととなりました。

私のミッション

ミッションは観光振興業務支援。ふるさと交流センターを活用した四万十川流域でのアクティビティのさらなる磨き上げや開発、情報発信に取り組むほか、地域住民の皆さんと共に地域づくり・まちづくりの一員として、観光の推進に努めていきます。土佐流のおもてなしを学びつつ、自然の癒しに感謝し、四万十の日常に触れることができる幸せや、手つかずの自然が魅せる季節の移ろいを多くの方に伝えていきたいです。