集落活動センターの目指す姿とは

こんにちは!

「仁井田・影野地区の地域づくり」ミッションの井上です!

最近は夏の暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、私の最近の活動内容についてご報告させていただきます。

私の活動地域には、「仁井田のりん家」という集落活動センターがあります。最近では、この仁井田のりん家の課題に目を向け、少しでも自分にできることはないかと考え活動をしています。今回は、その取り組み内容をご紹介します。

 

1.集落活動センターの課題

仁井田のりん家では現在、お弁当販売、月一回のモーニングカフェとランチバイキング、他にも様々なイベントが開催され、地域の方々に親しまれています。

これらの活動はすべて地域住民のボランティアによって運営されており、地域の方に喜んでもらうため、また、地域の持続的発展のため、精力的に活動されています。

ボランティアであるにも関わらず、日々、地域のために活動をする方々には、尊敬の念が尽きません。

しかし、その実態を知る中で、集落活動センターの課題も多く見えてきました。

課題は大きく経営面と運営面に分けられます。

①経営面

四万十町の集落活動センターは、建物の維持管理費を全て地域住民の活動によって賄っています。立ち上がり当初は、お弁当販売の収益をメインに維持管理費を捻出していましたが、現在、担い手の高齢化や経営戦略の弱さから経営が困難な状況となっています。

②運営面

当初は、多くの地域住民が話し合いに参加し、目指す姿を見据えた活動計画を立てていましたが、現在、行われている活動はその一部のみとなっています。また、活動者も限定され、後継者がおらず、今後の継続的な維持計画が立てられない状況です。

集落活動センターの難しさは、「福祉」と「収益」を両立させなければならない点にあると感じました。活動の根本に、「地域住民のための福祉活動」という意識があり、利益を追求した活動となっていないにも関わらず、維持のために利益を得る必要があります。また、活動をされている方々は、それぞれ色々な思いを持たれているので、多くの方が活動に参加していくことも難しいと感じました。これらの経営と運営に関する課題を解決するためには、ある程度組織化されていないと厳しいのではないかと個人的に感じています。

 

2. 協力隊の活動の中での私の取り組み

活動をされている方々は、誇りとプライドを持って活動されています。その中で、なにか自分にもできることがないか模索し、いくつかの活動を行っています。

①収益作り

・空きスペースの貸出

りん家では、オープンスペース(台所以外の場所)の利用は月2回ほどに留まり、ほとんど使用されていない状況です。その空きスペースを貸出し、使用料をもらうことで、少しでも収益となることを狙い、活用しています。

これまでの活用例)出張販売、コワーキングスペース、スマホ教室

出張販売
スマホ教室

②憩いの場作り

・カフェ運営

仁井田のりん家立ち上げ時の目標の一つに、地域住民の憩いの場作りを掲げていました。現在、担い手がいないため、そのような活動ができていない実態がありました。そこで、地域住民の憩いの場となるよう、カフェとしてオープンスペースを開放しています。今後は、コミュニティースペースとしてより多様に活用されることを目指しています。

カフェの販売品
カフェの利用風景

③認知度の向上

カフェやスマホ教室などを開催することで、これまでりん家に訪れたことがなかったという人にも来てもらえるようになりました。このようにして、りん家を利用する人が増え、新たな活動の担い手獲得につながることも願っています。

 

 

この記事を書いた隊員

井上佳奈
井上佳奈
大学卒業後、食品会社に勤務。仕事をする中で、人との関わりの面白さを感じ、人や地域と密接に関わりながら、新しいことにチャレンジしていける協力隊への応募を決意。高知県の人柄・自然に魅力を感じ、中でも地域住民の活動が熱心だと感じた四万十町へ。住民の方々と一緒に地域を盛り上げていける協力隊を目指す。
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