言葉の境目~大正の広瀬トンネル~  言葉の境目~大正の広瀬トンネル~
ブログ, 観光, 自然

言葉の境目~大正の広瀬トンネル~

642.30。

何の数字かわかりますか?

四万十町の総面積です。日本で131番目。(ちなみに全国1位は岐阜県高山市で2177㎢です)四国では3番目。高知県では1番大きな市町村です。

分かりやすく言うと淡路島(592㎢)と琵琶湖(669㎢)の間です。国で言うとシンガポール(697㎢)より少し小さく、中南米のセントルシア(616㎢)より少し大きいくらいです。

四万十町の端(興津)から端(十和)まで車でも1時間30分ほどかかります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それだけ大きな面積を誇る四万十町。その誕生は10年前に遡ります。平成18年3月20日、旧窪川町、旧大正町、旧十和村の2町1村が合併して生まれたのが現在の四万十町です。私たち四万十町地域おこし協力隊15名(平成28年6月現在)も、普段は窪川(6名)、大正(3名)、十和(6名)地区に分かれてそれぞれの地区を中心に活動しています。

その内旧窪川町と旧大正町の境にあるのが、『広瀬トンネル』です。昭和51年にこのトンネルが出来るまで、人々は山を越えて窪川に抜けていたそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このトンネルを境に言葉も変わります。旧窪川町は土佐弁を使いますが、トンネルを越えて旧大正町に入ると幡多弁に変わります。更には気候もちょっとだけ変わります。窪川の方が霧が濃いし、気温も少し低いのです。

本当に短いトンネルですが、そこを越えたとたんに言葉や気候が変わるなんてとても不思議じゃないですか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

旧大正町の人の中には、いまだにこの広瀬トンネルを越えると帰ってきた思いがするという人もいます。

今は一緒の町として頑張っている四万十町ですが、こうした文化や言葉の違いというものも大切にしていきたいものです。

 

この記事を書いた隊員

小野雄介
小野雄介大正東部地区の地域振興
大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。
LINEで送る
はてなブックマーク - 言葉の境目~大正の広瀬トンネル~
Pocket
[`evernote` not found]

コメントを残す