こんにちは。大正東部地区担当の小野です。
四万十川流域にある沢山の農家民宿、体験施設、食堂。その多くは個人経営で、大々的な宣伝活動をすることが難しいという問題があります。
そこで、10年程前に設立された団体が、
”
四万十川すみずみツーリズム”
参加施設の数は現在37。スタンプラリーをしたり、共通のHPがあったり、同じデザインの看板をつくったり、助け合いながら活動しています。定期的に勉強会も兼ねた連絡会も行われており、私も将来、ゲストハウスを開業しようと思っているため、現場の生の声を聞こうと、ほぼ毎回お邪魔させてもらっています。
先月も、連絡会があったので参加してきました。
すみずみさんの連絡会は毎回開催場所が違います。今回は、四万十町のお隣、梼原町松原地区で行われました。
午前中は連絡会。
流域の農家民宿さんなどが集まり、増えてきたインバウンドや宣伝活動、現状についてなど、様々な意見を交わしていました。
お昼ご飯は、松原地区で有名なパン屋さん
「シェムア」のランチセット。1000円のこのボリュームはさすがです。パンはもちろんスープやサラダも美味です。
午後からは、これも有名なセラピーロードの視察です。
現地でガイドをしている
農家民宿山遊亭の下元さんから案内してもらいながらみんなで約3㎞をのんびり散策。
元々、田んぼに水を送るための水路沿いの道だったものを、そのまま利用したセラピーロード。木漏れ日なんかが見えたりして、とても癒しの空間です。
そしてなんといっても、水の美しさ。結構な高さからでも鮎が泳いでいるのがはっきり見えたりして、透明度がすごく高いことが分かります。
途中、猫にしか見えない岩や、
小動物専用の道、
飛び込みたくなるような木の枝もあったりして、
手作りの看板やベンチもあって、快適で楽しい道のりでした。
なんか最後はセラピーロードの宣伝になってしまいましたが…こうした、会員さんのところにある観光資源をみんなで体験するの立派な勉強です。
”なんでもない四万十の日常を観光資源ととらえる旅の提案”
そんな四万十川すみずみツーリズムの旅。皆さんもしてみませんか?
この記事を書いた隊員
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小野雄介大正東部地区の地域振興
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大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。