こんにちは、鍛冶屋見習いの菊池です。
つい先日、鉈(なた)の柄を作っている時の話ですが、作業は大まかにヤスリで形を作る作業の時です。

「何してる!削りすぎてるぞ!」
「はよ気付かんか!」
と、師匠に怒鳴られてしまいました。
すみません、と言いましたが正直なところ、どの部分が削りすぎて怒られてしまったのかわかりません。そんな表情に気付いた師匠は、
「ここを取り過ぎている!」
と、指をさして指導して頂きましたがそれでも、なんとなく削り過ぎている様な気がする…というくらいでした。
師匠には怒鳴るほどはっきり見えているのに、私には見えない。
一年半経とうとしているのに師匠との目線に大きな相違がある。
師匠と同じ目線でモノを見れるようにとにかく毎日くっついて勉強します!