協力隊3年目~ふりかえり~

こんにちは。

商品開発担当の山田です。

 

今月からいよいよ協力隊3年目に突入しました。

 

時が経つのは早いもので、不安と楽しみ半々で四万十町に訪れた2年前が最近のことのように思えます。

 

四万十町に来てからこの2年でたくさんの人との出会いや発見がありました。

今まで考えもしなかった「地域」のことに自分が関わって活動していくのは難しいこともありますが、快く協力してくれる地域の方や同じ協力隊に助けられて楽しく生活できていると思います。

 

今回は四万十町に来てからの2年間を振り返ってみようと思います。

 

なぜ四万十町に来たのか?

 

私が四万十町に来た理由は「田舎で暮らしたかったから」です。

 

もともと田舎が好きで仕事を辞めるタイミングで「一人暮らしをするなら自然豊かな田舎がいい」と思い場所を探している中で、ネットで偶然「四万十町地域おこし協力隊」の募集を見つけたのがきっかけです。

 

実際に下見で初めて四万十町を訪れた時に雄大な山々と壮大な四万十川、のんびり流れる田舎時間に心惹かれ、まさに私の理想の田舎だ!と思い協力隊になることを決めました。

 

 

2年間の協力隊

 

商品開発ミッションですが商品開発はやったことがありませんでした(笑)

地域の事業所さんにお世話になりながらまず四万十町の特産品や食品の知識、ハサップなどを教えてもらいました。

 

レシピがあってそれに沿って作っていくのとは違い、自分で食材の組み合わせを考え配合を調整していくのは終わりの見えない作業の様でなかなかしんどいものでした(笑)

自分の納得するような出来に仕上げようにも時間も足りないしどうしたらいいのかもわからない、、

 

悩むこともたくさんありますがそんな時は同じ協力隊に相談したりしてアドバイスをもらいます。

それぞれ担当のミッションはありますが、お互いの活動を共有したり悩み相談したり、同じ協力隊との日々の関わりも活動の励みになります。

 

 

そんなこんなであぐり窪川でアイスクリームの商品開発を一年目に行いました。

 

・グァバとミックスベリー(みるく工房で販売されていますのでぜひどうぞ!)

・季節限定アイス(かぼちゃ、紫芋、新高梨)

・米粉のパイシューアイス

・窪川高校コラボ「お茶っパフェ」

 

 

二年目は地域の農家さんや事業所さんを訪れてお話を聞いたり、様々な食材で試作をしました。

 

お茶農家さんで茶摘みを体験、自分でお茶を作ってみました。

 

規格外食材を活用したイベント「かげのマルシェ」

 

 

試作は特産品を活用したお菓子、パン、アユ甘露煮、ピール、野菜ジュース、キッシュなどたくさんつくりました。

試作はたくさんしてもそこから商品化するのは難しいものですね。

色々な農家さんに行くと長い時間をかけて丁寧に育てておられるのを見て、このおいしい食材の魅力をどうにかお菓子で伝えることができないかなと日々試行錯誤です。

 

 

また活動外ですが、町のチャレンジショップ制度を利用して協力隊三人で「シェアカフェ 4+」を一年営業しました。

 

初めてのお店で右も左もわからずで大変でしたが、それ以上に自分のお菓子を美味しいと言ってくれることや常連さんがついてくれたことが本当に嬉しかったです。

 

学ぶことも多く、チャレンジショップは本当に貴重な経験でした。

 

 

3年目とこれから

 

協力隊最後の一年、目標は自身が卒業しても町内に残り続けるような商品をつくることです。

 

現在は地域の事業者さんにサポートしてもらいながら試作を重ねています。

 

 

また活動外ですが毎週日曜日は四万十町岩本寺近くの遊芸庵にて、「patisserie 4+」(よんぷら)としてケーキの販売をしています。

こちらも協力隊卒業までの期間限定ですが、チャレンジショップよりレベルアップしたお菓子を作れたらと思います。

 

 

協力隊活動もpatisserie 4+もぜひ温かく見守っていただければ嬉しいです!

 

3年目もどうぞよろしくお願いします!

 

 

patisserie 4+ インスタグラムアカウント↓

https://www.instagram.com/patisserie_yonplus

この記事を書いた隊員

山田佳苗
山田佳苗
地元京都の洋菓子店とカフェに約4年勤務。自然豊かな田舎町にあこがれ、山、川、海、全て揃う雄大な四万十町の景色に惹かれる。お菓子づくりの経験を活かしながら、地域と幅広く関われる、地域おこし協力隊を知り応募。現在、道の駅あぐり窪川で四万十町の食物や食品販売の知識を学びながら、お菓子を通じて地域を美味しく盛り上げるために日々活動中。
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