こんにちは 松葉川担当の松葉川健一です
今日は僕の担当する松葉川地域に今年
30年ぶりに立ち上がり
鋭意活動を継続している新しい団体「
松葉川青年団」をご紹介させてください。
この団体は四万十ケーブルテレビはもちろんのこと、
高知新聞に3度もその活動を取り上げられ、NHK高知放送局こうちいちばんの「あちこちこうち」でも特集されました。
今回は松葉川担当の協力隊として立ち上げ当初から張り付きで協力させていただいている立場から
いったいどんな団体なのかからはじまり、メディアに取り上げられる内容も取り上げられない内容も
短めではありますがご紹介したいと思います。
松葉川青年団とは
松葉川青年団は2019年5月の有志によって約30年ぶりに復活しました
どこの地域にもあったという青年団活動・・・・
かつては松葉川地域でも祭りの主催や相撲やイカダ下り大会の開催など様々な地域行事を担っていたそうです。
当時地域のこどもとして行事を楽しみ、
地域のために頑張る大人を見ていた地元出身者の呼びかけで
Iターン者2人を含む5人で復活が企画されました。
参加資格は
松葉川に住む青年の心を持つ人
かつての青年団は20代~30代の組織でしたが、今回の青年団は50代も参加し、
現在のメンバーは20代から50代まで非常にバラエティに富んでいます。
飲みながら様々なことを洗い出していく
松葉川青年団の活動は飲み会からはじまることが多いです。
こども相撲や、花火、イカダ下り大会など・・・・・
かつての青年団活動を知るメンバーから、どんな活動がなされていたのかを聞き
それを現代に復活させるべきか?復活させるにはどうすればいいか?他に面白い企画が打てないか?
ざっくばらんに話し合います。
復活が高知新聞に載ったことで地元での知名度も上がってきており
自主企画以外にも地域からの要望もあがり、結果として
米奥小学校の学童のイベントにて動画鑑賞会を開いたりもしています。
いっとひょう沈下橋アートプロジェクト
この
団の初の主催イベントとなったのが、11月23日に行われた
「いっとひょう沈下橋アートプロジェクト」です
このイベントは高知県文化財団の高知県芸術祭に採択された企画で、
イベント当日の2か月前に県内外のアート系大学生によるリサーチを行い、
その結果をもとに作られた窪川高校生・高知県内のアーティスト・松葉川の小学生が作った作品の展示を行い、
当日は3つのツアー(ギャラリートークのような感じ)が行われました。
松葉川に外からいろいろな人に関わってもらうコンセプトで行われた企画は
結果として11のアート作品が作られ、約200人が展示を楽しむイベントになり、
この様子は四万十ケーブルテレビ、高知新聞、NHK高知放送局で取り上げられました。
ますます広がりを・・・
今回のイベントで松葉川の二つの小学校、窪川高校、高知市内のアーティストなど
さまざまなつながりがうまれました。
また、イベントには高知県青年団協議会から会長の視察が入っており、
県の青年団活動ともつながりができました。
しかし、外とのつながりを積極的に作りつつも、
過去の松葉川の青年団活動の写真を集めたり、歴史資料のまとめを画策したり、
先人の活動へ学ぶ姿勢を崩さない松葉川青年団
これからも着実に地域活動を実践していくと思われます。
僕も一緒に活動していきますので、ぜひご注目ください。
この記事を書いた隊員
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吉田 健一
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松葉川地域初の協力隊
大道芸人