こんにちは、松葉川担当の松葉川健一です。
今回は先日行いました
「松葉川温泉×YOGA」についてお伝えいたします。
小さいイベントではありますが、
松葉川の協力隊としての初の主催イベントということで、
温泉や地域の力を借りながら、企画から運営まで行いましたので。
実際のヨガの様子と思い、経緯などを対応させつつ書いてみたいと思います。
エアリアルヨガと飛翔する四万十の少女
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今回の目玉のひとつは
エアリアルヨガです。
エアリアルヨガは、
ハンモックを使用して行うヨガのことです。
ハンモックを使うことで、通常のヨガでは伸ばせないところまで体を伸ばすことができたり、
無理のない体幹トレーニングを行えたり、血流UPやリフトアップが望めるため、
徐々に都会で人気が出ており、高知市内にもいくつかスタジオができてきています。
今回お呼びしたのは、
高知市の春野にある「Studio Mahalo」代表のSAKIさんです。
Studio Mahaloは高知で初めてエアリアルヨガを取り入れたスタジオで、
エアリアルヨガの安全性、信頼性はばっちりです。
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松葉川温泉は古い歴史を持つ温泉なので、県内からも県外からも入浴客がいらしていますが、
写真の
「飛翔する四万十の少女」はご存知でしょうか?
今回イベントを行った松葉川温泉の2階休憩スペースには、
四万十町出身の人形作家
「友永詔三さん」作のこの大型人形が天井で大きく羽ばたいており、
シンメトリーが強い空間と相まって、不思議で神聖な雰囲気が醸し出されています。
しかし、松葉川温泉が好きでよく入浴に来るという人でも
この作品と空間について知らない方が多くいらっしゃいました。
この空間を使って、しかも
「飛翔する四万十の少女」へと目が行くようなイベントはないか?
ということで、思いたったのがエアリアルヨガでした。
物づくり工舎 工房~乃至 製作 補強柱
今回ハンモックを吊った梁は恐らく飾り用で、強度が心もとなかったため、
地元の木工作家さん「物づくり工舎 工房~乃至」さんに依頼して、
梁に設置する補強柱を製作していただきました。
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この柱がすぐれもので、
金属部品を使うことなく、
柱がしっかりと梁へと固定される機構が備わっています。
それもそのはず、工房~乃至の木工作家さんは釘やボルトなどの部品を一切使わずに
椅子や文箱などの作品を作り、展示会などにも出展している作家さんだからです。
製作をご依頼してから、本当にあっという間に納品までしていただき、
しかも、固定のためのハンマーも木で製作して柱に付けていただきました。
ゆっくりヨガと無料休憩スペース
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今回のもう一つのコンテンツ、
ゆっくりヨガは
温泉2階にある無料休憩スペースにて行われました。
エアリアルヨガが行われた広場の先にあるこの休憩スペースには大きな窓があり、
前を流れる「日野地川」と赤い色が鮮やかな「つづら吊り橋」が見られます。
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この休憩所も2階にあるためか、知名度が低くもったいないということで、
岩本寺でヨガの定期クラスを行っているKanaeさんに声をおかけして
ヨガのクラスを行ってもらいました。
私ははじめ、エアリアルヨガと同じ広場にて行ってもらおうかと思っていましたが、
地元在住で、何度も温泉にも来ており、
この
休憩スペースの雰囲気が気に入っていたというKanaeさんからの提案と
温泉スタッフ側の理解と対応力によって、この場所でのヨガクラスが実現しました。
梅雨時期、雨でもしっとりとしたヨガクラスが実施できました。
温泉を生きた場所へと
今回は飛翔する四万十の少女と梅雨時期に着目してヨガのイベントを実施しましたが、
実際にイベントをやってみて、
松葉川温泉のポテンシャルの高さを実感しました。
温泉という絶対的な「癒しコンテンツ」を擁しているこの施設は、
どんなイベントを考えても、入浴という付加価値で床暖房のように後押ししてくれるので、
様々なコラボレーションや企画の価値が高く、施設がソフトによって魅力的になることによって、
地域にもプラスの効果が望めるということを改めて感じました。
これからも、
松葉川温泉と地域と協力しながら、魅力的なイベントを企画していきたいと思っていますので。
ぜひ松葉川温泉・松葉川地域・地域おこし協力隊の動きにご注目ください。
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(安全には十分注意してぶらさがっております)
この記事を書いた隊員
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吉田 健一
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松葉川地域初の協力隊
大道芸人