こんにちは。十和地域担当の今井です。
突然ですがみなさん、知っていますか?
日本の国土の半分以上である67%は森林が占めています。
その中でも森林率全国1位の都道府県はなんと、高知県なんです!!その割合は、なんと…84%です。つまり、高知県のほとんどが山であるということなんです。国道以外で平坦な場所がない十和地域は、まさに数字通り。いや、それ以上かもしれません(笑)
そのため、高知県全体で林業がとても盛んなんです。ここ十和地域も例外ではありません。十和地域の林業をされる人、いわゆる「山師」の方々は技術がとても高く、聞いた話によると昔は、広島県や滋賀県の方まで季節労働者として働きにでていたそうです。
そんなすごい山師の方々のところへ林業の勉強に行かせて頂きました。
どんな勉強をしたのはまた後日書かせて頂きますが、今回は使う道具について思ったことをちょこっと書かせて頂きます。
そんな山師の方が使うチェーンソーのエンジンは50㏄。原動機付自転車(原付き)と同じエンジンの大きさだったんです!「これくらいないとね。重いけど、切れないで長時間エンジン動かしている方が疲れるんだよー」と笑顔で話されていました。私は原付のエンジンを担いで、山道を1時間歩いて作業場まで行き、1日中作業をしているかと思うと、言葉がでませんでした。
また、山師のほとんど方の腰には、菊池隊員が修行に行っている「土州勝秀」の腰鉈がありました。みなさんが、とても愛を持って使っていました。歩いていて邪魔になった草や小枝を払うのに使っていました。この十和地域から、無くなってはならない大事な技術だと強く感じました。がんばれー、菊池隊員!!!(笑)
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