こんにちは、松葉川担当の松葉川健一です。
僕は松葉川地区にある四万十川最古の沈下橋「一斗俵沈下橋」から徒歩2分のところに住んでいますが、
川だけでなく、
山にも徒歩数分で行くことができます。
今回は、
僕が実際に登ったことのあるトレッキングコースを3つほどご紹介します。
米の川城跡観音堂 往復30分
かつてこのあたり一帯を治めていた米の川南部氏が山城を築いていたという小高い丘
米の川「シロハナ公園」の駐車場から山側に少しいくと登り口の立て札がありますが、
公園の「シロハナ」とは城(シロ)の端(ハナ)の事です。
お墓のそばを通るので少し尻込みしてしまいそうですが、
地域の方も来てくれた人に歴史を感じてほしいと思っているので、臆せず進んでください。
丘の上には観音堂があり眼下に集落を眺めることができます。
観音堂の奥を覗いてみると(私有地です)平坦な土地が広がっており、かつて山城だった片鱗がうかがえます。
米奥小学校学校林「東屋」 往復1時間
米奥小学校の四万十川をはさんで対岸に入口がある学校林
少し登るとベンチがあり、ここからは一斗俵沈下橋と田園風景が一望できます。
しかし、ここはまだ序の口でさらに30分ほど険しい道を登ると、
丸太で作られた東屋と展望台が姿を見せます。
この東屋と展望台は、かつて保護者を中心にボランティア団体などが協力して作り上げたものです。
学校林ということもあり、こどもたちが過去に設置した巣箱が道しるべの代わりをしてくれます。
枝折山(しおりさん) 往復3~4時間
米奥集会所の横の道を登っていくと、地域の山の神様のお宮が姿を現します。ここが枝折山の登山道入口です。
遠くから見た形が富士山に似ていて「松葉川富士」の別名もあるという枝折山、
最近では奥四万十トレイルレースのコースの一部に設定されていて、下見に訪れるランナーも増えています。
2つ山を越えて3つめのピークがようやく山頂という険しいコースですが
地域の方お手製の立て看板が要所要所にあるので迷わず山頂まで行けると思います。
りぐらんと・連載:四万十町の山登り
我々の協力隊で作っている
四万十町の光を発信するフリーペーパー りぐらんと
でも「四万十町の山登り」と題して、
四万十町の様々な地域の山へ登る企画が連載されており、
毎回、広い四万十町の中のどこかの山をご紹介していますので、
ぜひりぐらんとを見かけましたら手に取っていただけたらと思います。
この記事を書いた隊員
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吉田 健一
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松葉川地域初の協力隊
大道芸人