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皆さんこんにちは
松葉川地区担当の松葉川健一です。
6月は僕が担当する松葉川地区のいろいろな人が参加する「国際交流地区民運動会in松葉川」が
米奥小学校と七里小学校で開催されます。
今年で6回目を数えるこの運動会について
いったいどんな人が主催して、どんな人が参加して、どんなことが行われる予定なのか
ほんのちょっとですが紹介してみたいと思います。
(最初の写真は去年の様子です。)
運動会を中心に地域と留学生の交流イベントが多数行われます
「国際」地区民運動会と銘打っているだけあって、この運動会には地域の子供たちだけでなく、高知にいらっしゃっている留学生の方々が多数参加されます。
そして運動会の前日には、
一斗俵沈下橋や
半平カフェを巡る
「四万十ツアー」
日本を入れると4か国の料理を作る
「世界の料理教室」
世界の料理教室で作られた料理も振る舞われる
「夏祭り」
そのまま、松葉川地域のお家へと泊まってもらう
「ホームステイ」
など趣向を凝らして、地域と日本の学生や留学生が繋がれる場が用意されます。
運営の主体は大学生
この運動会の実行委員会は、委員長と副委員長こそ松葉川地区の方ですが、
企画班(競技や前述の各種イベントなど)、広報、物品準備など
運営の大半を高知大学の学生団体「
国際茶屋」のメンバーが担っています。
この国際茶屋さん、一番大きなイベントはこの運動会ということですが、
高知大学の体育館での、留学生さんを巻き込んだレクリエーション大会の開催や
四万十町の「
しまんとワイワイ広場」でのハロウィンパーティーの開催
松葉川温泉の温泉まつりへの参加や、松葉川のイベントへの出店など
国際的な大きな視点を持ちながら地域をフィールドに活動できる
「グローカル」を地で行くスーパー学生団体さんです。
実際、以前窪川の協力隊のブログで紹介させてもらった「いなかに泊まろう」で松葉川地区にいらしたときに、何人かとお話しさせていただきましたが、
明るくてそれぞれが自律的でありながら結束力も強い
実現力がとても高い学生団体だという印象を受けました。
運動会は米奥小学校
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メインイベントとなる、6月10日の運動会は
松葉川の一斗俵沈下橋のすぐ近くの米奥小学校で行われます。
小雨決行・豪雨中止ということで
地域の方々や子供たち、日本の学生や留学生が様々な競技を行います。
詳細などを直接問い合わせされる方は
国際茶屋が作っているFacebookページよりお問い合わせください。
前日は七里小学校
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運動会の前日に行われる世界の料理教室と夏祭りは、
米奥小学校よりも少し窪川よりの七里小学校にて行われます。
世界の料理教室はネパール、韓国、スウェーデン、日本の4か国
後の夏祭りで試食会も行われます。
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夏祭りでは、国際茶屋による屋台、国際茶屋によるバンドに加えて
わたくし
松葉川健一も大道芸ショーをさせていただきます。
地域の資産が掘り起こされ、地域の包容力が試される
今年2月から協力隊に着任して、そうそうに運動会の実行委員会に参加させてもらうなかで
松葉川が持つ資産と包容力ということを考えます。
松葉川という高知市内から車で一時間以上かかる地域で、
それも留学生という異なる文化を持ち込んだイベントが成功し続いていっているのは、
一つには松葉川や四万十町が持つ文化資産の力が大きいと思います。
僕自身の経験でもありますが、一斗俵沈下橋や米奥小学校、半平など、
地域の人から見たらあって当たり前のものであっても、
地域外から来た人間から見たら景観や歴史なども含めて大きな魅力が感じられる。
そんな埋もれがちな文化資産が四万十町にはたくさんあると思います。
しかし、外にいる人間が、そんな文化資産を発見し、掘り起すような活動をするためには
行政としては町としてのバックアップを行って、個人としてはホームステイさせてくれるような、
地域の包容力が不可欠です。
地域の包容力というのも、大きく言えば文化資産だと思います。
ハードとソフト、両方の文化資産が揃っていなければ、この運動会のような活動を続けることはできないと思うので、
僕は本当にいい町、いい地域の担当になったもんだなぁ
なんて、考えながら活動を進めております。
皆様も一度ぜひ四万十町、松葉川へとお越しくださいね。
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この記事を書いた隊員
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吉田 健一
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松葉川地域初の協力隊
大道芸人