日本最古の複層林

こんにちは、藤田健吾です。
今回は日本最古の複層(ふくそう)林(りん)、別名サンショウウオの森に行ったお話をしたいと思います。

複層林とは、森林の樹冠(木の葉の茂っている部分)の層が二段以上に分かれている森林のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


グーグルマップには掲載されておらず、たまたま龍王の滝に行く手前の看板に書かれており、なんだろうと思い行ってみることにしました。
場所は龍王の滝から数キロ、奥大道というところにあります。
かなり山奥です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本最古の複層林といっても杉の大木や炭焼き窯の跡などがあり、小椎山(こしいやま)の登り口にもなっています。
さらに日本で最初の森林浴の森として登録されていて静かで、リラックスできる場所にもなっています。
日本最古の複層林とはどこが最古なのかと思っていましたが、植林された木を見て意味が分かりました。

この木は、天保6年(1811年)に土佐藩に植栽されたそうです。今から200年前江戸時代というとどんな世界だったのかロマンがありますよね。

巨大樹は高知県にはとても多く、昔からアニミズムが当たり前や八百万の神への信仰があったのかなと感じます。

神社の多くに巨木があるのはとても不思議なことですよね。育ちやすい環境なのか人の祈りが巨木に育てるのか?様々な疑問が沸いてきます。

これからの時代は、歴史を詳しく知ること、自分たちのルーツを知ることがとても大事になってくる時代だと感じます。
昔住んでいた人たちが、どんな考えをしてきたのか、どんな暮らしをしてきたのか自然とどう共存してきたのか探求して、情報を発信していきます。
道中危険な個所はありますが、巨大樹やマイナスイオンに癒されたい方はぜひ行ってみてください‼

 

この記事を書いた隊員

fujitakengo
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