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イノシシとシカのわな猟

窪川地域の市街地活性化担当の岸豊です。今回は、前回のアユとウナギの川漁に続いて、自分が取り組んでいるイノシシとシカのわな猟について、ご紹介させていただきます。

四国に来る以前、イノシシやシカの獣獲りをするつもりは無かったのですが、アユの友掛け(友釣り)が禁漁期に入り、手持無沙汰になったことから、川漁のお師匠さまである吉良さん(町内にある民宿かわせみの主)に、またしても、山猟の師匠になっていただくことにしました。

わな猟を行うためには、資格取得が必要ですが、それぞれ1日がかりの研修と試験を経て、無事合格しました。その後は、地元の猟友会に所属して、保険に加入、県に冬季の狩猟登録を行い、年末からわな猟に参戦しました。

参加初日は、吉良さんとホームセンターに直行。のこぎり、ペンチ、カッター、小型の剣スコ、釣用タッパ、農業用黒マルチ、カラビナを購入後、吉良さんに用意していただいた、わな仕掛け10セットを車載し、猟の現場に向かいました。

四万十町内のとあるヒト気の無い山道を進みながら、吉良さんは、ポイントごとに停車しては、獣道について解説してくれます。「ここでは、イノシシを、なんぼ、とりよった。後で、ここに仕掛けるとよか」といった具合です。

初日は、すべて、吉良さんの指導された場所にわなを設置しました。すると4日目、シカがかかっていました。既に死んでいて、タヌキかに脇腹の皮が喰われていました。捕獲の喜びもありましたが、自己嫌悪の感も否めませんでした。

協力隊任務の一環として取り組ませていただいた、1月下旬開催のわいわい広場では、ジビエ祭りと題していイベント誘客を提案した手前、イノシシ肉の無料入手が至上命題となり、肉確保のプレッシャーは半端ありませんでした。

結果、1月27日の開催当日までに、2頭の大人のイノシシを自力で確保することができ、イベントでは、シシ汁とイノシシの焼肉を振る舞い、後日、その模様を地元紙にも取り上げていただきました。

現在までの猟果は、イノシシ3頭、シカ1頭、タヌキ2匹。写真は、自力で仕留めた一番小さなイノシシです。

イノシシやシカは、図体も大きく、重量感もあり、ヒトと同じ哺乳類であることから、取り扱いの大変さや責任の重さは、アユやウナギとは比べ物になりません。

イノシシについては、やはり「怖い」という印象です。足が括られていても、イノシシは、行動半径一帯を激しく荒らし、人が近づくと、目を凝らしながら、繰り返し人間に向かって突進して来ます。

鉄砲や突き槍などが無い場合、狩猟者は、棒で脳天を殴って失神させてから、心臓や頸動脈に刃物でとどめを刺して血抜きを行います。これを「止め刺し」と言います。

突進して来るイノシシはとても恐ろしく、動きも早くて急所に棒を命中させるのは容易ではありません。しかし、小ぶりな個体であれば、たてがみをつかんでしまうと、抑え込みが可能になります。

捕獲行為も、繰り返し行っているうちに、その恐怖心も徐々に薄らいで行きます。今は、40~50㎏程度の中サイズのイノシシと格闘することを楽しみにしている自分がいます。

くくりわなは、獣道にワイヤーを円形にしのばせておき、獣の動きに乗じてバネ(ねじり・引き・押しーの3タイプあり)が弾いて、ワイヤーが引き締まり動物の足が括られるしくみです。

高知県では、イノシシの皮を食べることを珍重する習わしから、解体作業に際し、イノシシに80度(一般的には60数度)のお湯をかけ、草かき器具を用いて、イノシシの毛をきれいにむしり取りますますが、この様子を見物するのも一興です。

わな猟を始めたころ、吉良さんに、わなの仕掛けや自作の方法について解説を受け、その必要性を理解できない自分がいましたが、最近は、穴を掘らず、低コストで捕獲率を落とさない自作わなの製作にも挑戦するようになり、4月以降は駆除にも参加する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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