こんにちは、鍛冶屋見習いの菊池です。
昨年の今頃は四万十川で捕れた鮎をたくさん頂いておりましたが、今年はまだ食べていません。
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噂によるとどうやら鮎がいないらしい…。
誰に聞いても「今年は、鮎はおらん!」と言います。
絶滅か?
そんなわけは無く、まだ漁をするほどいないそうです。
やはり天気とか気候とかいろんな条件によって生物の成長が変わるのですね~。
実は鍛冶屋として鮎漁をするしないで影響があるのです。
川船を操縦するときに使う竿の先には鍛冶屋で作ったこういうものがくっついています。
![f:id:kajiya40010:20160727131629j:plain f:id:kajiya40010:20160727131629j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kajiya40010/20160727/20160727131629.jpg)
「トンコ」と呼んでいます。これを付けなければ木の竿先が削れてすぐにダメになってしまいます。
これも四万十で残さなければいけない大切なもののひとつです。この作り方もしっかりと覚えなければいけません。
鮎によってトンコの売れ行きに影響が出ますので、鮎よ~出て来ーい!