人生で初めての野外映画、星空映画館は幸せな気持ちになる、今年1番のイベントでした。

星空映画館

四万十町で野外映画

星空映画館 魅力発信業務の橋本です。 10月24日に四万十緑林公園で星空映画館が開催されました。映画館ではなく、屋外で映画を鑑賞するこのイベントに皆様は行かれましたか? 私の1番の趣味は音楽ライブに行くことです。 2番目はというと候補はいくつかありますが、その中の一つが映画鑑賞です。 よく映画館に通っていましたが、子どもが生まれてからは全く映画館に行かなくなり、映画をみるときは自宅のテレビで視聴するようになりました。最近、子どもが小学生になり映画に興味を持ち始めたので、かれこれ6年ぶりぐらいに再び映画館に通うようになりました。 専らアニメばかりですが、子どもと一緒に映画鑑賞を楽しんでいます。もちろん、大ヒット中のあの映画も鑑賞し号泣しました。(笑) そんなライブ好きで映画好きの私が音楽フェスにも似た匂いを感じる、野外映画にはとても興味がありましたが、機会に恵まれず実際に体験したことがありませんでした。 それがなんと自分の住んでいる町、四万十町で星空映画館として開催されることを知り、当日を楽しみにしていました。

コロナ禍での娯楽

コロナ禍の状況が娯楽に与えた影響は大きく、それによりストレスを感じることもあると思います。 私自身は1番の趣味である音楽ライブに影響があり、今年は1度もライブハウスに行っていません。また、移動に慎重になりこれまで当たり前のように行っていた旅行にも行けなくなりました。 コロナ以前とは違う日常を過ごすことにより、個人的には日々の生活の中でちょっとしたストレスが積み重なっていくことを実感していました。 そんな中で野外映画が開催されることは、私にとって未経験のことを体験することへの興奮と、音楽ライブに行くような高揚感が入りまじり、ストレスとは真逆のポジティブな感情を起こしてくれました。 星空映画館

10月24日は晴天、でも夜は寒かった

当日は天気に恵まれましたが、私の若干の不安は寒さです。 寒さが大の苦手の私は10月でしたが、ダウンジャケットを引っ張り出し完全防備とはいいませんが、冬仕様の服装でのぞみました。 それでも不安は的中し夜の緑林公園はめちゃくちゃ寒かったです。上映開始直前は、最後まで寒さに耐えれるかな、帰ろうかなという考えが本気で頭をよぎりました。 でも、寒さを感じながらも少しずつ時間が過ぎ、映画のストーリーが進んでいくと、星空映画館の持ついくつもの魅力に引き込まれていきました。 上映前のこれから始まるイベントに対して参加者や開催者からあふれ出る高揚感と一体感。緑林公園の自然、暗闇を灯す灯り、都会では見ることのできない星空、さらに映画のストーリーがまざりあい、この場所でしか味わえない、大きな感動を味わうことができました。 上映作品の持つ魅力に感動し、野外で映画を見る体験に興奮し、寒いながらも幸せな気分になり、個人的には小さな悩みやストレスなどはすべて忘れさせてくれる、今年1番のイベントでした。 星空映画館

もう一度、星空映画館を

星空映画館という非日常が終わり、日常に戻ると、やはり悩みやストレスを感じてしまうことがあります。 他人の心を動かし、一瞬だけだとしても悩みやストレスを忘れさせてくれた、星空映画館。 このイベントを開催していただいた関係者の皆様には本当に感謝の気持ちを伝えたいとともに、お願いがあります。 ぜひもう一度、開催してもらいたいです。 これだけのイベントを開催することは簡単なことではないと思います。 それでも、私を含め今回参加した121名は星空映画館を体験してしまいました。 多くの人がもう一度、星空映画館を体験したいと想っているはずです。 星空映画館が文化としてある町は、とても魅力的で素敵な町だと思います。 地域おこし協力隊として、そんな素敵な町の一員として、お手伝いできることがあれば何でもやりたいと思います。 当日は絶対に鑑賞者ですが。(笑) そして今回、星空映画館を体験できなかった方。 もし第2回が開催されることがあれば、ぜひ体験してみてください。その日だけの特別な体験ができると思います。 星空映画館

この記事を書いた隊員

橋本貴洋
橋本貴洋
高校卒業後、大阪市で専門学校を経てアパレル販売会社に勤務し、その後独立。移住セミナーに参加した際に地域おこし協力隊制度を知り、地元の魅力を伝える業務に関心を持ち、応募を決意。四万十町での18年、大阪市での22年の生活からの地元の目線、外からの目線を合わせて地域活性化に取り組めるよう、まずは自分の知らない四万十町を知るべく活動中。
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