秋の味覚

こんにちは! 四万十町の特産品を使った商品開発担当の山田です。     最近だいぶ肌寒くなり、冬の訪れを感じます。 個人的に夏よりも冬が好きなので、これからの四万十町がどんな景色になるのかとても楽しみです。    

最近の活動報告

  私は普段道の駅 あぐり窪川のみるく工房で活動していますが、最近は怒涛の新商品開発ラッシュでした。 秋の味覚、期間限定商品のかぼちゃのモンブラン風ソフト、紫芋のモンブラン風ソフト、新高梨とラフランスのスペシャルアイス、他にもまだ販売していませんが黒潮町産の珍しい果物を使ったアイスクリームやあの定番のフレーバーのグレードアップを行ってみたり。。。 特に食欲の秋ということで四万十町には美味しい素材がたくさんあります!   先日はみるく工房の生姜アイスに使われている生姜を摺りに、高知市にある工業技術センターにお邪魔しました。   ここでは最新の食品加工機械や化学工業技術、バイオテクノロジーなどの試験研究や技術試験を行っている施設だそうです。 今回は搾汁機(スクリュープレス)をお借りし、70キロの生姜をすりおろして、生姜汁をとってきました。 ものすごい生姜の香りが。。! 70キロの生姜から約50キロほどの生姜汁がとれます。 スライサーの機械ですりおろした生姜をスクリュープレスで圧縮し、汁とカスにわけます。 機械だと人手も最小限で済むし、無駄が無く短時間で済むので生産性も向上します。 他にもフリーズドライや果実から香り(エッセンス)を抽出する機械、殺菌装置など珍しい機械がたくさんあります。   工業技術センターでは機械を借りて使用することもできるので製造、加工販売の方にも活用していただきたいです。     そして、今月下旬ごろにはあぐり窪川の菓子加工場の改修工事が終わります。   この加工場ができるといよいよ本格的にお菓子の商品開発に取り組みます。   どんなものを作ろうか、どんな素材を使って誰に食べてもらおうか、そんなことを考えるとわくわくしています。   最近プライベートでもありがたいことにお菓子を売る機会がありましたが、いろんな人に自分の作ったお菓子を食べてもらい、直接「おいしかったよ」と仰っていただくと本当に幸せになります。 パティシエというにはまだまだおこがましいですが、この仕事は本当に幸福度が高いものだと思います。 自分の作ったお菓子で誰かが幸せになること、笑顔になることが、わたしの幸せでありこれからも頑張れる原動力になっています。   四万十町は食の宝庫ですからこの美味しさを沢山の人に届けられるよう努めて参りたいと思います!        

実録!四万十町の美味しい探検part2

  お待たせしました!(え、誰も待ってないって?) 前回に続いて四万十町の美味しいスイーツをご紹介します!   今回は私がアルバイトとしてもお世話になっている「カゴノオト」さんをご紹介します。     カゴノオトさんといえば一年かけた四万十の旬でつくるシュトーレンが有名ですよね。 現在シュトーレン製造真っ只中で私も袋詰めなどお手伝いさせてもらいました。 思ったよりも大きいシュトーレンに粉糖で真っ白くお化粧して丁寧に袋に詰めていきます。 1年分の四万十の果実がぎゅっと詰められているのでとてもずっしりしています。 今年はコロナ禍ということもありこのシュトーレンが届くころには少しでも落ち着いていますように。笑顔になりますように。という想いを込めて、皆さん作っておられます。   ぜひ、家族と友達と、この1年を振り返りながら食べていただきたいと思います。 私も届くのを心待ちにしております!     シュトーレンだけでなく、四万十の果実を使ったタルトや焼き菓子もあります。 私はブルーベリーとクリームチーズのタルトが大好きです( *´艸`)   ぜひ普段のおやつや贈り物なんかにいかがでしょうか。  

この記事を書いた隊員

山田佳苗
山田佳苗
地元京都の洋菓子店とカフェに約4年勤務。自然豊かな田舎町にあこがれ、山、川、海、全て揃う雄大な四万十町の景色に惹かれる。お菓子づくりの経験を活かしながら、地域と幅広く関われる、地域おこし協力隊を知り応募。現在、道の駅あぐり窪川で四万十町の食物や食品販売の知識を学びながら、お菓子を通じて地域を美味しく盛り上げるために日々活動中。
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