太平洋に面した沿岸地域の観光振興担当の竹内です😊
今回は、2月18.19日に開かれた志和薬師寺大祭・宵祭りについてご紹介させていただきます。
皆さんは、厄年(やくどし)ってご存知ですか?
厄年には生活の変化や人生の転機が訪れる人が多いらしく、自身だけでなく自身の周りの人達も予期せぬ災難に遭いやすくなり体調面や精神面で落ち着かなくなるそう。
男性では、数え年で25・42・61歳、女性なら19・33・37・61歳になる1年間の事を指すそうです。
また、厄年の前年を前厄、後年を後厄として3年間は注意する様にと伝えられています。
私の担当する志和地区にある薬師寺は厄除けのお祓いでとても有名なお寺で、毎年旧暦の1月8日に厄年を迎える方達が大勢みえてお祓いを受けています。
今年は、2月19日がその日に当たるという事で、その前日が夕方開催の宵祭り、19日が日中開催の本祭となりました。
宵祭りでは、夕方開催という事もあり、暗い足元で参拝客の方々がケガをしない様にと、毎年、手作りの竹灯籠を境内に設置しています。
竹の切り出しから加工まで、中々大変な作業ですが、役場職員も応援に駆けつけてくれ、協力隊、地域住民一丸となって竹灯籠の製作に取り組みました😊
地域と協力隊だけで動くのでは無く、そこに役場職員の方も加わる事で、地域の実情や課題等を共有する事ができ、改善に向けて動き出せる良い流れができていると感じています。
やはり、何でも自分の目で見て実際にやってみて肌で感じるという事が大切だなぁと再認識しました。
宵祭りではみんなで心をこめてつくった竹灯籠が並べられ、参拝にこられた方々の足元を優しく照らしていました。
山門の様子
色々な形に穴があけられています。
ユニークな物も😊
参拝にこられた方々が、今年も出てる!と言いながら写真を撮られていたり、綺麗〜。と言われている姿を見る事が出来たのはとても嬉しかったです😊
実は、この竹灯籠の取り組みは初めて志和地域に入られた協力隊の方が始められたという事で、代々協力隊の方々が引き継ぎながらもう7年間も続いてるそうです!
役場、協力隊、地域の3者間で力を合わせて取り組んだ成果から、薬師寺大祭の時は綺麗な竹灯籠が並ぶという認識が四万十町内外でも定着してきているんだなぁ。と感慨深い気持ちになりました。
まだ、新型コロナウイルスの影響で色々と先行きが不透明な世の中ですが、希望を持ちながら地域とともに歩んでいきたいと思います。
この記事を書いた隊員
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竹内恒陽
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愛知県の高校を卒業後、製鉄会社に9年間勤務。縁あって訪れた四万十町の大自然に感銘を受け、豊かな自然に寄り添った暮らしと子育てを実現すべく家族で移住を決意。それと同時に地域のために働きながら、定住のための基盤を作りたいという思いから地域おこし協力隊に応募。地元の方々から信頼される協力隊を目指す。