うついがわの新聞

こんにちは。大正東部地区担当の小野です。 私が担当しているのは大正東部地区ですが、一口に東部地区と言っても範囲は広く、その全てに関わっているわけではありません。 私が主に関わっているのは、東部地区の中でも『打井川地区』。ここには、フィギュアで有名な海洋堂ホビー館四万十、海洋堂かっぱ館、があり、県内でも有数の観光スポットの一つです。その打井川地区の担当として、私がしていること。

それは、「新聞をつくること」です。 協力隊として一番最初に地区の集まりに参加した際、地区の方から「打井川地区の新聞をつくってほしい」という要望がきっかけでした。 この言葉に「ありがたい」と思いました。 正直地域おこし協力隊といったところで、今まで地域おこしなんてしたことがなく、地域にどのように入っていけばいいのか、具体的になにをすればいいか、何一つわからなかったからです。”新聞を作る”という明確で分かりやすい仕事を与えられたことにほっとしました。 その新聞は11月で30号を迎えました。 新聞を作って良かったこと。それは地域を知ることができたことです。A3表裏のみの大きさとはいえ、それを打井川の出来事だけで埋めるのはなかなか大変です。 記事を書くために打井川の色々な行事、場所に顔を出しました。そのおかげで地域の方にも、私のことを認識してもらえるようになり、最近では「新聞の人やね」と、初対面の人からも言われるようになりました。

また、ネタが無い時には打井川の歴史や民話などについても調べたりして、今ではなかなかの打井川通です(笑)。   新聞の評判も自分で言うのもなんですが上々で、「(遠いところにいる)息子にも送ってるよ」なんて話を聞くととても嬉しくなります。 最初は、新聞を作ることが地域おこしになるのかどうか疑問でしたが、結果として地域の方に喜ばれているということは少しは地域に貢献できているのかなと思います。 協力隊の任務が終了するまで後半年もありませんが、最後までこの新聞は続けていきたいと思っています。          

この記事を書いた隊員

小野雄介大正東部地区の地域振興
大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。
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