無我夢中・・・という言葉がピッタリで

担当地区である仁井田地区に今年の４月に誕生した集落活動センター「仁井田のりん家」。 開所初年度の今年は「お惣菜販売」に重点を置き、週１度の定例販売と月１度の定食屋を行っています。手探り状態でスタートした「台所部会」の皆さんも８カ月が過ぎ、作業の段取りやスピードが格段に早くなり、開始当初より余裕をもって準備を行えているようです。 つい先日に行われた報告会では、簡単な収支報告と来年度に向けた意見交換会が行われ、「無理をせず・出来る時に・出来る範囲で・楽しみながら」を合言葉に今年の反省点を少しずつ改善しながら進んでいく事を話し合いました。 交流部会は地域のイベントや出張販売、りん家でのビアガーデンや居酒屋を開催し、仁井田地区の活動を外へ向けて発信し、地域住民が集える場づくりを行いたいという初年度の目標をほぼクリアしたようです。来年に向けてきっと何か面白い事を仕掛けてくれそうな交流部会。すでにいくつかネタがありそうです。 サポート部会は地域の見守りであったり子供からお年寄りのサポートであったり、正直派手な活動ではなく、それでいて慎重にかつ持続できるシステム作りを行わなくてはならないため、開所から地域の課題をゆっくりと見極め、自分たちで出来そうな地域の為の土台作りを進めてきました。あと数カ月で新たな取り組みがスタートしそうな予感です。 準備期間を含めて来年度が３年目となる「仁井田のりん家」。地域が地域の為に活動し、様々なものが地域内で循環できるシステム作りの拠点。決して背伸びはせず、自分たちの出来る事からコツコツと。 快く自分を受け入れてくれる「りん家」と共に、来年も楽しく活動のお手伝いを出来たら、と思います。