新にぎわい拠点への道【塗り編】

大正にぎわい拠点を修繕中

2015年7月21日

養生が終わるとついに漆喰塗り!とはいきません。漆喰を塗った時、下地のベニヤ板からにアクが出てしまう場合があります。これを防ぐためシーラーというものを塗ります。ローラーと刷毛を使い、何度も塗っていきました。シーラーにはアンモニアが入っているため、独特なにおいを我慢しながらの作業でした。

 

Exif_JPEG_PICTURE

2015年7月22日

シーラーの後は……。 そう、下塗りです。

上塗りの際、漆喰を塗りやすくするために、平らな面を作る作業です。ここで人生初のコテによる作業です。「左官屋さんってすごいな」と改めて思うほど、素人では上手く塗ることが出来ません。悪戦苦闘しながら2日かけて下塗りをしました。

下塗りをして一日、シーラーが効いてないところからアクが出てきました。下塗りの上から再度シーラーを塗りアクを留めていきました。

Exif_JPEG_PICTURE

2015年7月23日

3度目の正直。ついに上塗り(漆喰塗り)を行いました。下塗りでアクが出ていない所から順に塗っていきました。

下塗りで少し経験しているとはいえ、今度は綺麗に仕上げていかなければなりません。

コテの使い方については、T師匠より、「小手先で仕事をしてはダメ。腕全体を使ってコテを動かす」という人生訓にも似た素晴らしいアドバイスをもらいました。実際、小手先だけでコテを動かすと力が均等にかからず、平らに塗ることができません。腕全体を使うと上手く塗ることができました。やっぱり何事もその道のプロに聞くことが必要みたいです。

Exif_JPEG_PICTURE

地元の青年団の方にも手伝っていただきながら3日間かけて漆喰を塗りました。素人だけにしては上手くできたのではないかと思います。

※高知新聞さんが取材に来てくれました。

高知新聞掲載(抜粋)-150729高知新聞7月29日付け朝刊

 

2015年7月26日

漆喰を塗って雰囲気が変わった拠点ですが、次は床のワックス掛けです。床の養生を外し、ウレタン塗料を塗っていきました。朝と夕の2回、塗りました。翌日にも1度塗り、床が輝きを取り戻しました。

DSC_0346

2015年7月27日

遂に!にぎわい拠点にエアコンが来ました!暑い中作業をしていた私達にとって待ちに待ったエアコンでした。

ついでに照明も新しく付け替えました。

IMG_0828

2015年7月30日

新にぎわい拠点に椅子や机を運び、展示品や什器の置き場など細かなところの修正はありますが一応完成しました。すっかり変わった食堂。達成感に満ち溢れた瞬間でした。

DSC_0352

この記事を書いた隊員

小野雄介大正東部地区の地域振興
大分県出身。大学は愛知県。1年間の京都生活後、福岡県で就職。北九州市に4年。福岡市に8年間暮らした後、四万十町へ。趣味は読書、陶芸、体を動かすこと。因みに龍馬検定初級。
Pocket

コメントを残す