最近やってるシマコンについて。

情報発信担当の吉岡です。 3月に入り、春の足音とともに花粉症には辛い季節が到来しました。 さて、そんなこんなで昨年12月よりはじめた新企画「シマコン」について あたらめてご紹介しようと思いこの記事を書いています。 シマコン 2月に第2回を完了したところで、 まだまだ駆け出し段階ではありますが 四万十町内ではケーブルTVさんの取材のおかげもあり、 オンライン・オフライン問わず参加者さんからの声もちらほら目にするようになりました。 少しづつですが、認知が広まってきてくれてるのかな。という実感があります。 でもまだ参加したことのない人には「シマコンって一体何?」という感じかと思います。 お手本にしている鎌倉のカマコンの説明をすれば、たぶん手っ取り早いのですが せっかくなので、今回は自分の言葉で噛み砕いてみようと思います。  

シマコンを始めるきっかけ

→自分の仕事を作りたかったからです。 シマコンを四万十町でやる3つの理由 これは毎回、シマコンのなかで「シマコンを四万十町でやる3つの理由」というかたちでご紹介してるのですが それよりも前の、私がシマコンを協力隊としてやりたいと思った理由について。 さかのぼること去年(2019)の夏の終わり。 協力隊になって半年が経とうとしてた頃です。当時の私はなんだかモヤモヤしてました。 日々の生活は充実していて、ご飯もおいしいし 自由な時間も多くて、好きなことができる。 でもなんだかな、なんかな~~ 自分が四万十町に来て、これをやりました!という 分かりやすいなにかが欲しかった。 そもそも人に言われたことをするのが苦手なのもあって 自分で仕事をつくってみたいという、思いもありました。 でもどうすればいいのか分からない。 役場にいても、あまり役に立てる仕事はできなくて‥ 何してるんだろ。何したいんだろ。何ができるんだろ? と悶々と考えていることろで鎌倉へ行くきっかけが舞い降りました。 カヤックLiving(現カヤック)藤代さんとの出会いです。 8月に行われた四万十町の視察ツアーに参加してくれていた藤代さん。 そのなかで「まちの社員食堂」の話を聞いて、これは素敵な取り組みだなと思い、 しかもカマコン?とかいう面白そうなこともしてる鎌倉に行ってみたくて仕方なくなりました。 その場でみんな(現シマコンメンバー)に呼び掛けてスケジュールを組んで、訪問したのが9月。 結局一人訪問だったんですけど、むしろ「一人でわざわざ高知から来た人」っていう目印になって良かったかもしれません。 初めて参加したカマコンが楽しかったのは言うまでもなく まちづくりの取り組みとして四万十町に持ってきたら面白そうだと直感的に感じました。  

カマコンすごくない?

カマコンへようこそ カマコンとは? カマコンへようこそ こんなふうにたくさんの人が、楽しみながら 自分から関わりながら、まちづくりの一員になれる場が、 継続的に行われてるってシンプルにすごいことです‥。 でもこれ四万十町でもできるんじゃ?って思ってから 「これやってみよう!」の確信に変わるまでそんなに時間はかかりませんでした。 その夜の懇親会で、カマコンメンバーの皆さんともお話して みんな高知行きたいっぽいしとりあえずやってみようよって雰囲気になり んじゃやっちゃいましょうか!!って返事しちゃったし でも、参加したのは私一人、、 どうやって周りに理解してもらって、協力してもらえるか謎でしかありませんでした。  

四万十町でシマコンやらない?

とりあえずない頭を駆使した結果 こんな面白い取り組みだったから一緒にやろう!ぜひやろう!!とにかくやろう!!!という 熱意と勢いだけで説得をしました。 (ない頭なりには意図も伝えたつもりでしたが) とにかく「なんか新しいことやろうとしてる」ってことだけは伝わったような気がします。 今思えばその熱量が引力になったような気もします。 とりあえずあのとき一緒にやろうって言ってくれてとても嬉しかったですありがとう。 そっから各所、シマコン説明の行脚にまわりました。 意図の伝わりづらい企画を説明する難しさと、理解してくれたときの嬉しさと、どっちもありました。 余談ですが資料つくってアポとって訪問する、みたいなの東京の営業時代思い出したのと、ここにきて初めて経験してて良かったと思いました。 カマコンメンバーの皆さんもオンラインでの0次会(リハーサル)や 段取りのサポートなどなど本当にお世話になった記憶しかないです。  

そして一回目のシマコン(12/1)

色んな人の協力と理解とサポートのおかげで、初回を迎えることができました。 なんと鎌倉からカマコンメンバーの皆さんもかけつけてくれ 一緒に盛り上げてくれました。 一回目のシマコンの様子 一回目のシマコンの様子 一回目のシマコンの様子 一回目のシマコンの様子 一回目のシマコンの様子 反省点とか、できてないこととか、上げればきりがないほどあったけど そんなことよりも、みんなで協力してこの場を実現できたっていう達成感がすごくありました。 一言でとてつもなく幸せでした。笑 この先、もしまたこんな幸せがあるなら人生捨てたもんじゃないなって思いました。大げさか!と言われても仕方ないけど、そう思いました。笑 やっぱ一人じゃなくてみんなでできたっていうのが大きかったです。 仲間となにか成し遂げるって、大人になってもできるんですね。  

そして迎えた第2回目(2/16)

2回目こそほんとうのシマコン一回目。四万十町メンバーだけでやるシマコン。 正直不安で不安で、ずっと心臓のまわりに鉛がぶらさがってるような心境でした。 2回目のシマコンの様子 2回目のシマコンの様子 2回目のシマコンの様子 一回目のシマコンの様子 2回目のシマコンの様子 初回は初回で盛り上がりましたが、 2回目はまた違った良い時間が作れたな!って感じました。  

シマコンの行く末

物事って「成功」と「失敗」の2つにきっぱり分かれるものと そうじゃないものがあると思うんですけど まさにこういう場づくりにおいて失敗ってあんまり無いんじゃないかと思いました。 見えてくる結果がそこにあるだけで、どうにでもなるというか どんな場をつくるか考えて試行錯誤する過程がもう正解で成功な気がしています。 というのは心強い仲間が教えてくれました。 ほんとに色々あって泣いたり笑ったりしたけど 良いも悪いもひっくるめて、 やっぱやって良かったなってなるし、今はこれを続けてみたいと思っています。 継続することが目的ではないっていうのは頭においてます。 でもやることに意味があるうちは、続けたい。 早くなにか形になるといいなって気持ちもありますが まずはこの場が、みんなが楽しく参加できるまちづくりの場であり 自分ごととして関われる場であり 誰かのやってみたいを応援できる場にすることが 目標というか、シマコンをやる意味だと思ってます。 いきなり大きなことはできないけど シマコンで大事にしてる「まちづくりを楽しむ力」が積み重なったら、 きっと大きなパワーになるはずです。 うまく言えないけど、とにかく楽しくないことと面白くないことはやりたくないんです。 楽しむための苦労だったら、やってもいいけど!笑 というわけで、シマコンは2か月に一回のスパンで開催予定です。 回を重ねるごとに変わっていくシマコンを、どうか見守って頂けると嬉しいです。 コロナが収まってれば次回は4/25になります。 というわけで、お楽しみに! 2回目のシマコンの様子 ■四万十ケーブルTVの放送アーカイブはこちら 第1回(11:15~) 第2回(9:45~)   ■シマコンFacebookページ https://www.facebook.com/shimacon555/

この記事を書いた隊員

国廣 亜紀
国廣 亜紀
兵庫県の大学を卒業後、大阪で約3年働く。その後上京しグラフィックデザインを学ぶ。2年ほど芸能事務所にてWeb担当として従事した後、今までの経験を活かして高知の魅力を発信したいという想いで協力隊になる。自然と人が豊かな四万十町より、この土地の色々な魅力をお伝えしていきます。
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最近やってるシマコンについて。」への2件のフィードバック

  1. 3月15日に、影野駅に集合してもらって協力者の方々に地域を案内し、イメージカラーを話し合ってもらったらと考えていましたが、コロナの影響を考え、延期することにしました。せっかく協力者の名簿をいただいたので、早めにアクションを起こしたかったんですが…。

    1. 参加者の熱があるうちに実行したほうが良いのですが、この状況だと色々厳しいですね・・。

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