かげのマルシェ~規格外食材を活用した地域づくり~

こんにちは。

商品開発担当の山田佳苗です。     3月20日(日)に四万十町影野駅前にて‘かげのマルシェ‘を開催しました! ※感染症対策としてマスク着用、アルコール消毒、検温の実施     かげのマルシェとは町内の農家さんなどから出た規格外食材(傷がついている、形が悪いなどの理由で販売できない食材のこと)を活用して、いろんな料理やお菓子で地域の方たちと一緒につくりあげていくイベントです。 主催は協力隊山田と井上で企画しました。     私自身商品開発の活動をしていく中で地域の農家さんでは規格外の食材が大量に出て販売できず廃棄されている現状を知り、どうにか活用できる方法はないかと考えていました。   その時に仁井田・影野地区担当の井上隊員と話していく中で実際に農家さんを訪れお話を聞き、大量の規格外食材があるならイベントをしよう!地域の人にもこの現状を知ってもらい、改めて地元の食材の豊かさや規格外食材でも充分おいしいんだよ、ということを感じてもらいたいと思い、かげのマルシェを企画しました。     イベントで使用した食材↓ ・規格外柚子(影野、十和)➡柚子チョコピール ・規格外ジャガイモ(影野)➡ジャガイモポタージュ ・小夏(地域の方が栽培していて頂いたもの)(三島)➡小夏ピール ・ブルーベリー(影野)、小夏➡ジャムパイ ・その他地域の方が作られたおでん、窯焼きピザ、焼きそばにも町内の食材が使われています。 ・その他 かしこのおはぎ、中土佐くれまるこ、ドリンク       柚子は去年冬ごろ農家さんから約60キロの規格外が出たとの知らせが、、、!   イベントまで柚子はもたないので皮と果肉に分けて冷凍保存しました。(傷みは取り除いてます) 柚子ジャム、柚子みそ、柚子胡椒などいろいろ試作しましたが、柚子ピールはとても好評だったのでチョコをつけた柚子チョコピールを販売しました。   柚子チョコピールは自分でも自信作です(笑)     この他にも町内から集めた規格外食材の詰め放題販売も行いました。 ねぎ、菜花、ミョウガの茎、松葉川の自然栽培の人参、生姜、里芋   たくさんのお客様が袋一杯に詰めてくれました。     11時から開始し13時ころにはほぼ完売!   たくさんの地域の方が来られ、「駅に活気がもどって嬉しい」「久しぶりに地域の人とお話できてよかった」「またやってほしい」とお声を頂きました。 地域の方も影野駅を活性化させたい、と様々な活動をされているので少しでもこのイベントがお手伝いできていれば嬉しく思います。   たくさんの地域の方や協力隊がこのイベントに参加していただき、この協力がなければこのイベントは成り立ちません。   あれ作ってあげるよ、これ使えるんじゃないといつの間にか人が増え、アイデアが生まれ、最初に企画していたよりももっと楽しいイベントになって、都会で暮らしてた頃には考えられなかったような人の繋がりを身近に感じました。     初めてのイベント企画でバタバタしたりいろいろと改善点が見つかったので、その点を見直してまたいつかかげのマルシェ第2回を開催できればと思います。        

この記事を書いた隊員

山田佳苗
山田佳苗
地元京都の洋菓子店とカフェに約4年勤務。自然豊かな田舎町にあこがれ、山、川、海、全て揃う雄大な四万十町の景色に惹かれる。お菓子づくりの経験を活かしながら、地域と幅広く関われる、地域おこし協力隊を知り応募。現在、道の駅あぐり窪川で四万十町の食物や食品販売の知識を学びながら、お菓子を通じて地域を美味しく盛り上げるために日々活動中。
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