四万十町で過ごす夏


今年は四万十町で迎える二度目の夏。 雨が続いたこともあり、昨年よりもあっという間に過ぎ去ったように感じます。 ただその分、短期間に凝縮してこの季節を満喫しました。 ここで、その様子を少しご紹介したいと思います。

1.夏野菜

夏の野菜と言えば、トマト、ナス、キュウリ、スイカなど… たくさんありますね。

収穫期になると、これらの野菜はとにかく沢山収穫できるので、地元の方にお会いするたびに頂くことが多いです。 今年は、四万十町の廃校を活用した施設「集落活動センターけやき」でも、地元の方と一緒に花や野菜の苗を植えて育てました。

2.うなぎ漁

私の前回のブログでもご紹介したうなぎ漁。 今年はほぼ毎日のように川舟に乗って行い、成果として、全部で10匹のうなぎを捕ることができました。 四万十川のうなぎ漁をより多くの人に知ってもらえるよう、体験メニューとして確立し、発信していけたらと思います。



3.お花畑大作戦

四万十町の耕作放棄地をきれいにしてお花畑にしよう、という地域の方の呼びかけから始まったプロジェクト。 協力隊も一緒になって耕作放棄地の草を刈り、耕して、季節ごとにひまわりやコスモスの種を蒔くことにしました。 私も担当している地域の方に相談し、道沿いの畑や稲刈りの終わった田んぼなどをお借りしてコスモスの種を蒔きました。



4.四万十川安全講習

夏になると増えてしまうのが、川遊びなどによる水難事故。 これを防ぐため、川に潜む危険や安全に楽しく遊ぶ方法を学ぶ講習会に参加してきました。 午前中の座学では、今まで経験した川でのヒヤッとした体験を皆で共有し、午後からは実際に川で救助方法を学びました。



5.キャンプ

夏と言えば河原でキャンプ! そこで、今年は発足したての協力隊キャンプ部で、四万十川の河原でキャンプを楽しみました。 釣りをしたり、川で泳いだり、焚火をしたり… 自然の魅力がいっぱい詰まった素敵なキャンプとなりました。



6.四万十川遊び

私にとっての町内のお気に入りスポットの一つに、大正地域にある久木ノ森風景林があります。 ここは無料のキャンプ施設もあり、穏やかに流れる澄んだ四万十川にいつも心癒されます。 普段は静かなこの場所も、夏休みの時期には地元の家族連れなどで賑わっています。



7.狩猟免許取得

地元の方から度々猪肉や鹿肉を頂いて食べることがあり、私自身も狩猟に興味を持ち始めていたので、この際免許を取ろう!ということで8月に罠猟の免許を取得してきました。 地元東京にいた時は街中で動物を見かけることはなかったため、まずは狩猟鳥獣の名前を覚えることからスタート。 ほとんど一夜漬けで挑んだ試験でしたが、無事に合格することができました。猟期に入るのが楽しみです♪



8.花火

夏と言えば花火。 昨年は地元のお祭りでも打ち上げ花火がありましたが、残念ながら今年は開催されず、見ることはできませんでした。 その代わりに、近くの河原で花火をして夏気分を味わいました。



9.ジェットスキー

ジェットスキーやバナナボート、ウェイクボードなどのマリンスポーツを地元の方のご厚意で体験させてもらいました。 次の日の全身筋肉痛は覚悟の上で、一日中思いっきり楽しみました! 昨年は何度やっても立てなかったウェイクボードに今年は立つことができ、この夏一番の達成感を味わいました。



10.ひまわり畑

町内でもいくつかひまわり畑があることはご存じでしょうか。 その一つに、窪川から大井野の橋を渡り、松葉川方面へ右折したすぐの場所にもきれいなひまわり畑を見つけました。 このようなお花畑が町内全体に広まったらいいですね。



終わりに

今回は、私の四万十町での夏の様子をご紹介しました。 皆さんは今年の夏、どのようにお過ごしになられたでしょうか。 県外への移動が制限される中で自由に出かけられず、思うように息抜きができなかった方もいらっしゃると思います。 ぜひ、コロナが落ち着いたら四万十町でゆっくりと夏を過ごしてみてください♪

 

この記事を書いた隊員

中下美和
中下美和
大学に在学中、地方における様々な問題を肌で感じ、地域の為に自分の力を試したい!との思いから新卒で地域おこし協力隊になることを決意。日本全国の募集の中で、今まで行ったことのなかった四国の特に四万十町の自然豊かな土地に惹かれ、応募に至る。地域の方々にとってなくてはならない存在になれるよう、日々奮闘中。
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