狩猟に立ち会う

こんにちは、鍛冶屋見習いの菊池です。 四万十町に来てから嫁が狩猟免許を取得し鉄砲とわな猟、両方の許可を得ました。 まだまだ猟を始めたばかりの新人ですが、今年に入ってから3頭のシカを駆除しています。 そして先日の早朝「シカが掛かっているぞ。」と4頭目の連絡をもらい私も現場を見に行きました。 山の中、私にはかわいく見えるシカさんがこちらを見て怯えています。 こんなシカさんですが駆除対象の害獣です…。   これからこのシカさんがどうなるかを想像すると私はとても悲しい気持ちになりました。 本当に駆除するほどこの十和で増えているのだろうか?とも思いました。   そしてシカさんを気絶させ放血させます。わなに掛けた以上必ずやる作業です。 嫁のポリシーは「奪った命はおいしく頂く」です。私も同じ考えです。 矛盾していると思うかもしれませんが、私は命を奪うことは出来ませんが食べます。   このあと嫁は一人で解体して、お肉と皮を持って帰ってきました。 お肉は細かく切って牛脂を混ぜて鹿ハンバーグにして美味しくいただき、皮はなめして毛皮として利用する予定です。 シカさん、ありがとうございました。
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