米奥の松明(スウェディッシュトーチ)作り

こんにちは、松葉川地区担当の松葉川健一です。   7月15日に松葉川地区の米奥小学校近くにある地域の方の工房にて松明づくりが行われました。 今回はその様子を紹介したいと思います。

米奥の松明=スウェディッシュトーチ

今回、地域の方々で作られた「松明」は一般的にはスウェディッシュトーチと呼ばれているものです。 1m弱の長さに輪切りにされた丸太にチェーンソーで切れ目を入れて作ります。 僕もチェーンソーをお借りして何本か切らせていただきましたが、 これがなかなか難しい・・・・松葉川担当としてもっともっと地域に入っての修行が必要ですね。 完成した丸太を上から見るとこんな感じに見えます。 これの真ん中に火をつけると、徐々に芯の部分から燃えていくので、 専用のかがり火台やたき火台がなくても、自立したまま長い間燃えてくれます。 キャンプで使う方々は、自立している上の部分を五徳のように使って、 直接フライパンや鍋、コッフェルなんかを置いて料理をして、その後はそのままたき火として楽しむようです。  

150本以上の松明

これを僕自身もお手伝いして、地域の方々で150本以上作ります。 米奥小学校学校運営協議会や、米奥小学校の校長先生教頭先生、 七里小学校からの応援の方もいらして総勢20人弱・・・ さすがに一次産業が盛んな四万十町、みなさまチェーンソーを易々と扱って 約2時間半で用意していた丸太を松明へと加工し終わりました。 改めて写真を見てもすごい量ですね。    

米奥沈下橋 夏祭りin松葉川へ

こんなに作って何に使うんだろう?というところですが、 今回作った松明は今月28日に行われる、「米奥沈下橋 夏祭りin松葉川」で使われます。 具体的には祭りのプログラムが一通り終わり、暗くなってきた頃に 米奥が誇る2つの沈下橋(一斗俵・清水ヶ瀬)に並べられ、一斉に点火されます。  

フォトジェニック沈下橋

ポスターにも小さく去年の様子が出ていますが、 沈下橋へ丸太の松明が並ぶ様子は荘厳で、 橋の下の四万十川に点線のように松明の明かりが移る様子は他にはない景色を作り出します。 毎年、知る人ぞ知るフォトスポットとして多くのカメラマンが撮影に来ているそうです。  

出店・盆踊り・こども相撲・大道芸もあります

松明点灯の前には、各種出店の出店、盆踊り、こども相撲、餅投げが行われ、 今年は私、松葉川健一の大道芸ショーも行います。 もともと米奥の地域の方々とこどもたちのためのお祭りですが、 今年は七里からも応援が来て、ますます盛り上がる予定の 米奥沈下橋 夏祭りin松葉川 たくさんの方へお越しいただいて、楽しんでいただくとともに 沈下橋や松葉川地区のことをもっと身近に感じていただけたらと思います。    
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