着任のご挨拶と、わたしが四万十町を選んだ理由(吉岡亜紀)

はじめまして! 5月から協力隊に加わりました、吉岡 亜紀(よしおか あき) と申します。 担当業務は四万十町の情報発信です。 出身は高知県高知市で、高校を出てからは進学や仕事の関係で兵庫に4年、大阪に3年、そして前住所である東京には2年半ほど住んでいました。 約10年の県外生活をしてから目に入る地元の景色は、なにもかもが18歳までの見え方と違っていて、わたしはこんなに豊かで綺麗なところで生まれ育ったんだなぁとしみじみ実感しております。   ■今までどんなことをしてきたか 学生時代はよさこいのサークルに所属しており、踊りはそこそこで主に文化祭やイベントで販売するグッズ製作をメインでやってました。Tシャツのデザインをしたり、地方車を作ったりもしました。 その後は海外一人旅に夢中になり、タイで像に乗ったりインドでカレーを食べたりスペインでトマトを投げ合ったりしてるうちに卒業して、大阪の花の卸売市場で働きはじめました。 そのあと東京に行き営業をやってみたけどすぐ辞めて、デザインのスクールに通いながらwebの勉強をはじめました。 そして芸能事務所でのweb担当になり、HPとSNSを運用したり動画の撮影をしたりなど、舞台作品の宣伝にまつわる業務を色々やってました。   ■応募のきっかけ 色々な経験をしてきた今のタイミングなら、地元に何か還元できるものがあるかな、とやっと思えるようになったからです。 数年前から協力隊の制度は知っていて、頭の片隅にはずっとありました。 結論、いろいろ行ったけどやっぱり高知がええなとおもたわけです。  

四万十町を選んだ理由は、高知県のなかでも群を抜いて食材の豊かな町だったから。

~食いしん坊は四万十町に来るべき~   四万十町は食材がほんとうに素晴らしく、とびきりおいしい食べ物がそこらじゅうに転がってます。 まずスーパーに売ってる野菜のレベルがめっちゃ高い。生命力がみなぎってて「ああ野菜も生きてるんだな」と思わせる何かがあります。 野菜だけでなく仁井田米、お茶、うなぎに、生姜、しいたけ、栗、 豚肉、地鶏などお肉系も充実のラインナップ!(ふるさと納税の四万十町の返礼品)   そのへんのスーパーで、どこで・誰がつくったのかが明確な食材が簡単に手に入るのがここの普通です。 こういった「安心できる」食べ物が、手頃な値段で手に入れられるってどこでもできることじゃないです。 高知に住んでる人にぜひ知ってもらいたいのが、高知の食材は東京都内でも福島屋とか、ザ・ガーデン自由が丘などのいわゆる「高級スーパー」で取り扱われているということ。 値段もそれなりにしますが、忙しい生活のなかでも食生活に気を使いたいという需要があるから、ちょっと高価でもスーパーが不便なところにあっても買いたい人がいるんだと思います。 そのくらい価値のあるものです。 だからそれが日常ってまじですごいんです。 わたしも引っ越してからというもの、食のクオリティ・オブ・ライフが爆上がりです(‘ω’)ノ  

雄大な自然がすぐ側にある生活

~自然が最高~ 日本最後の清流である四万十川が家のすぐそばを流れてます。窓の外から聞こえてくるのは川のせせらぎです。 海も川も山も、それぞれがありのまま残されていて、素晴らしく綺麗です。 自然の側にいるとなにもしなくても心が満たされます◎ だから「地域おこし」なんて言葉がおこがましいくらい、四万十町は素材の豊かな町で、もうここに住めただけでも嬉しくて、満たされて、幸せな毎日です。  

みんなに四万十町を知ってほしい&来てほしいから情報発信がんばります。

こんな素敵な町だけど、県外から見ると高知県ってとてもへんぴな場所にあります。 アクセスはハッキリ言って悪く、とくに四万十町だと他県の観光ついでにふらっと立ち寄れる距離感でもないです。 「わざわざ」行かないと、行けない場所です。 でも、どんだけ不便でも、行く価値があると思ってもらえれば人は来るはずで・・・! だからこそ、そんな「わざわざ」を越えてくれた人たちをガッカリさせたくないし、楽しかった!って思ってもらいたいし、この町を好きになって欲しいし、また遊びに来たいって思ってもらいたい。(注文多い) もちろん、遊びに来てくれた人だけじゃなくてこの町に住んでいる人たちにも 住みやすくて良い町だと思ってもらえるようにしたい!(わたしも思いたい)   じゃあどうすれば良いか?を考えて行動することがわたしのミッションだと解釈してます。   課題が多いっていうのは、そのぶん良くなる可能性も大きいということです。 でもそれには、たくさんエネルギーが必要だし、わたし一人でどうにかなるものでもありません。 だからこの町のみなさんと一緒に、色々な試行錯誤やチャレンジができると良いなと思います。  

四万十町という大きなキャンバスに描くこれから

わたしのイメージとして、この町は大きくて真っ白なキャンバスです。 ここに、どんな材料をつかって、どうやって、何を描こう?って考えているときが一番わくわくする時間でもあります。 でも今はまだ、何かを形にするにはほど遠い場所にいます。 だってまだこの町のことを知らなさすぎるから。 だから今は、自分なりの生活と日々の過ごし方をつくっていくことがとりあえずの目標です。 3年後どうするかは今は考えていません 活動するなかで見えてくるものがあるはずなので。 きっとこれからたくさん得るものがあるだろうし、その倍くらい悩むこともあるだろうな~と思います。 でも大丈夫、この町が好きだから!笑 なんだかつらつらと書いてしまいましたが、すべて正直な気持ちです。 同じ協力隊の皆さま、役場の皆さま、そしてこれから私と関わってくださる様々な皆さま、これからどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた隊員

国廣 亜紀
国廣 亜紀
兵庫県の大学を卒業後、大阪で約3年働く。その後上京しグラフィックデザインを学ぶ。2年ほど芸能事務所にてWeb担当として従事した後、今までの経験を活かして高知の魅力を発信したいという想いで協力隊になる。自然と人が豊かな四万十町より、この土地の色々な魅力をお伝えしていきます。
Pocket

コメントを残す