☆着任のご挨拶☆

【自己紹介】
初めまして。
11月から十和地域にある【三島キャンプ場の運営サポートと体験プログラム開発】というミッションで地域おこし協力隊になりました渋谷 佳代子と申します。
お友達からは、『かよちゃん』と呼ばれています。
年齢は1988年生まれの34歳で、生まれは東京都の足立区です。

【どんな環境で育ったの?】
家の近くには荒川や綾瀬川という大きな川が流れており、
学生の頃は土手でお友達と段ボールで土手滑りやスケボーをしたり、
ママチャリに乗ってひたすら川沿いを走っていったらどこに行くんだろう?と
ディズニーランドまで行ったこともありました。(笑)
大人になってからも、疲れた時や悩んでいる時に1人でぼーっとしに行って夕日を見たり
私にとって荒川の土手に行くことは都会の中で唯一、
自然と繋がり心がほっと落ち着くお友達のような存在でした。

大人になるにつれ環境問題に関心を持つようになり、
人間が川や自然に与える影響について複雑な気持ちになることもありましたが、
視点を変えてみると、人間の暮らし方によって川や自然を守っていく事ができるのでないか?と考えるようになりました。

自然が大好きな私は長野県の北アルプスにある山小屋で小屋番をしながら
オフシーズンは海外へ行くようになりオーストラリアへワーキングホリデー中に
オーストラリア発祥のパーマカルチャー(永続可能な農的暮らしと農法)コミュニティで
3カ月間、様々な国の人や家族単位で共同生活をしながら
『なるべく自然に負担をかけない暮らし』を目指すコミュニティに出会いました。
そして日本に帰ってきてから持続可能な環境を創造する為のデザインを1年間勉強し
山梨県の富士山の近くで旦那と二人で4年間、田舎暮らしをしながら
無農薬でお米や野菜を育てていくなかで、
日本の昔ながらの暮らしには自然と共存してきた暮らしの智慧がたくさんある事に
気がつきました。

【四万十町の魅力】
そんな私達は更なる成長と自分達の理想の暮らしができる環境に身を置こうと決断し
去年の5月に旦那が作ったモバイルカーで車中泊をしながら
九州、瀬戸内海、四国の水のキレイな場所を求めて
移住先探しの無期限新婚旅行に出ました。(笑)

その旅のご縁から、四万十町に辿り着き、
四万十川が、どかーんと流れる山々のダイナミックな景色や
山の湧水が汲めるスポットが多いところ、支流の水の美しさに心底感動し、
しばらく滞在するうちに四万十町にたくさんお友達ができてきて、
四万十の自然を大切にしている仲間達と共に、
こんな美しい自然環境で生きていきたいなぁと思うようになりました。

そして、四万十川のまわりに点在する四万十町の方々と関わっていくうちに
人々が助け支え合い自然と共に生きてきた暮らしの在り方や
自然の恵みへの感謝やお祭りが多い文化もとても素敵ですし、
自然を守ってきてくださった、そのおかげさまで、
こんなに幸せな気持ちで今、生活できていることにとても感謝しております。
見ず知らずの私達に対して、優しく笑顔で迎えてくださった四万十町の方々のお人柄や
おもてなしの精神にもすごく心惹かれています。

【地域おこし協力隊で力を注ぎたいこと】
私のミッションである三島キャンプ場は、2年前にも1度キャンプをしに来た事があり、
今年の春から秋まではナチュラルグルーヴにて
ラフティングのお仕事をお手伝いさせていただきながら
三島の四季折々の姿を体感させていただきました。
自然のまんまの姿や、美しい四万十の風景、
時間を忘れてしまうほどにリラックスできる時空間に身心ともに癒されて、
人と自然が繋がるリトリートのような場所だなぁと感じています。

そんな三島キャンプ場を管理されている地域の方々の暮らしや手仕事を学び、
寄り添った運営のサポートと、
自然と調和する、より魅力的なフィールド作りをしていきたいと思います。

人と自然が繋がる自然体験や三島だからこそできる物づくりワークショップなどの
イベントを企画し、三島キャンプ場に初めてくる人も
三島キャンプ場を知る方や地元の方々も、
わくわくするような新しい体験と出会いの場、
ほっと心安らぐような心地よいキャンプ場づくりをしていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

イベントで手作りの石鹸の出店♪
四万十川の美しさに魅せられて♪

この記事を書いた隊員

kayokoshibuya
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