協力隊4年目を迎えて


振り返れば今から約3年半前、当時大学卒業間近でありながら「協力隊として地方のまちづくりに関わりたい!」という漠然とした想いだけを持って訪れた移住フェアで、四万十町のブースに立ち寄ったのが始まりでした。

全国から約400団体もの出展がある中で、事前に目星を付けた地域のブースを回りながら担当の方からお話しを伺い、地域選びをしていました。その時は特に四万十町のブースに立ち寄ろうとは思っておらず、そのままイベント終了30分前を迎えました。

(写真:2020年1月に行われた実際のイベントの様子)

最後に余った30分でどこかないかなぁと探していたところ、たまたま目の前にあったのが”四万十町”のブースでした。

話しだけのつもりでそのブースを訪れると、当時の協力隊員が地図や写真を見せながら丁寧に町や協力隊活動の説明をしてくださいました。そこで四万十町の魅力に引き込まれ、また自然と自分がその地で活動しているイメージも沸いていき、直感的に「ここだ!」と思ったのです。

ちょうどその時期(2020年1月末)四万十町では来年度着任の協力隊を募集していたため、帰宅後すぐに書類を書いて速達で送り、その年の4月に晴れて四万十町の地域おこし協力隊になることができました。

 

|四万十町での3年間

自分の直感を信じ、四万十町の地域おこし協力隊として移住し早3年。今年の春で4年目を迎えました。

今では沢山の地域の方とも繋がりができ、行きつけのお店では常連さんとの会話が尽きません。

人があたたかく、ご飯もお酒も美味しいこの町で、豊かな自然に囲まれながらのびのびと生活しています。

(写真:沢山の出会いで溢れる行きつけの喫茶店どなあにて)

 

|協力隊4年目

着任当初、コロナの影響で思うように活動できない時期もありましたが、何とか3年間の活動任期を終了することができました。

3年目にして初めて目にするイベントや地域の行事なども多く、町もようやく本来の姿を取り戻しているように感じます。

ただ、自分の中では達成しきれなかったことも多く、コロナの影響を受けた隊員が対象となる協力隊任期延長の制度を活用し、この度4年目を迎えることとなりました。

地元の方からは「協力隊終わっても四万十町におりや~。」などと言っていただくことも多く、嬉しい限りです♪

(写真:地域のお祭りの様子)

 

|今後の挑戦

さぁ、いよいよ本当に協力隊としての活動も残り1年を切りました。

現在は卒業後の生業づくりに向け、四万十町での新たな挑戦を始めています!

これまでにできた人との繋がりなども活かし、四万十町の更なる発展に貢献できればと思っています。

自分らしい形で協力隊卒業後も四万十町に残れるよう、精一杯やり遂げたいです。

 

この記事を書いた隊員

中下美和
中下美和
大学に在学中、地方における様々な問題を肌で感じ、地域の為に自分の力を試したい!との思いから新卒で地域おこし協力隊になることを決意。日本全国の募集の中で、今まで行ったことのなかった四国の特に四万十町の自然豊かな土地に惹かれ、応募に至る。地域の方々にとってなくてはならない存在になれるよう、日々奮闘中。
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