こんにちは。十和地域担当の浦島です。
今年の十和は、とても紅葉がきれいです。
地元のおばちゃんに聞いてみたところ、
今年はよく雨が降ったことがよかったのかも
というお話でした。
あと、今度 おにぎりを使ったイベントするんだよっと
いうと「ごはんにお酒とこんぶを入れるとおいしくできるよ」と
教えてくれました。こういう知恵がこれから必要だなと
思いました。
というところで、先日10月31日(水) 東京渋谷では
ハロウィーンなる仮装で騒いでいるときに四万十町十和では
四万十茶を使った『土佐茶カフェ出張茶席』という茶席を
開いておりました。
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四万十町十和地域では古くからお茶の生産を行ってきました。
以前は静岡などに出荷され茶師によって合組(ブレンド)される
お茶に選ばれてきました。
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十和の茶畑の特徴は、中山間特有の急しゅんな斜面を茶畑にし
清らかな水に恵まれ寒暖差のある場所で育てられています。
十和のお茶は【1芯2葉】の手摘みのお茶であり、
雑味のないすっきりとした味わいと豊かな香りを楽しめるお茶です。
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その四万十町十和で採れた四万十茶を使って
土佐茶カフェ出張茶席を開きました。
四万十茶の生産者さんたちをはじめ、40名近くにの
お客さんが四万十川を望みながらお茶を楽しんで
頂きました。
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四万十茶の生産者さんからは
『自分たちが作っているお茶がこんなに
おいしいのか!!』というお声も頂き、
自分も企画した甲斐がありました。
四万十町十和でお茶農家の戸数は140戸だそうです。
ただ、昨年は150戸だったことから考えると年々減少傾向に
あります。
その原因は”お茶農家さんの高齢化”と”お茶の買取価格の下落”です。
お茶農家さんの高齢化は致し方ないところですがお茶の買取価格の
下落は市場でのお茶の価値が下がっていることによります。
その昔、日本ではちゃぶ台を家族で囲み、父親が家族にお茶を
煎れる風景がありました。それだけお茶の価値が高かった時代が
あるのです。その後、飲料の種類も増え、食事環境が変化し、
ペットボトルの普及によりお茶の価値は低下して行きました。
ただ、お茶は飲むだけではなく、コーヒーと同じく
いろいろな楽しみ方がある飲み物です。
ぜひ、ひと時、ゆっくり急須を使ってお茶を煎れてみてはいかがでしょうか。