豊富食材、収穫祭り。

こんにちは。

商品開発担当の山田です。

早くも8月に突入し、じりじりと太陽の日射しが照り付けていますね。

川で遊ぶ子供たちを見ると夏の始まりを感じます。

 

 

さて、最近の活動報告です。

6月の梅雨真っ只中、束の間の晴れ間に奥呉地にある朝霧茶園さんでお茶摘み体験をさせてもらいました。

商品用、加工用はすでに収穫されており、商品にしない一部の木で手摘みで収穫しました。

お茶の木の中心に高く生えている葉っぱで、茎の部分をちぎるときにぽきっと簡単に折れる葉がいいよと教えてもらい一枚一枚葉っぱをとっていきます。

 

葉っぱはとても鮮やかな緑です。

約1時間ほど黙々と収穫していましたが箱には全然たまりません。。

これだけ収穫しましたがお茶の粉末にするとほんの一握りになります。

本当は粉末にしてお菓子などに使いたいと思ってましたが、ミルがなかったので今回はこの採りたての茶葉で手作りのお茶っ葉を作りました。

まず葉っぱをきれいに洗って水気をとり、弱火で水分を飛ばすように炒っていきます。

火を入れるとすぐにお茶の良い香りが漂います。

葉がしんなりとしてきたら台に広げ手で転がすように優しく揉んでいきます。(本当はゴザの上などでやりますが、なかったので作業台の上でやっています)

 

見た目はほうれん草のお浸しみたいです。

揉んでいるとだんだん水分が出てくるので、また鍋に戻し今度はさっと乾燥させるように炒って、また揉んで、今度はしっかり乾燥させます。

乾燥させている時は極弱火で、葉っぱが焦げないように手でしっかり混ぜながら行います。

深い緑色になればしっかり乾燥していて淡い緑だとまだ乾燥できていないので、様子を見ながらひたすら炒っていく。。。

乾燥が進むとパラパラと落ちていきます。

乾燥わかめみたいです。

 

 

完成!!

太い茎が残っており、完全に乾燥させられませんでした。。

このまま1時間ほど日の当たるところにおいて自然乾燥させます。

一度にたくさんはできないので丸1日かけて5回くらいに分けて全部の茶葉を作ることができました。

いざ実飲!

美味しい!ちゃんとお茶になっている!笑

少し焦がしてしまったので若干ほうじ茶っぽくなりましたが、しっかりお茶の香りがして少し甘みもあって疲れた身体に沁み渡りました。

お茶作りは専用の機械や管理が難しいイメージがありましたが、お鍋ひとつで家庭でも簡単に作れるのでぜひ一度体験していただきたいです。

作り方もいろいろあり、蒸し器で蒸す方法や焦がしてほうじ茶を作る方法、天日干しにして発酵させて紅茶を作る方法もあります。

四万十町はお茶の産地なので、美味しいお茶スイーツなんかも作ってみたいですね。

 

 

他にもブルーベリーの収穫体験をしたり、、

影野地区にある観光農園にて。
十和地区のブルーベリー農園にて。

ブルーベリーは一粒が大きくて甘酸っぱくて美味しい!

一粒ずつ食べるより何粒かをひとくちで食べるほうが甘味が広がって美味しいんだとか。

たしかにジューシーで美味しい!

 

他にも畑でジャガイモを収穫したり。。。

いつも何気なく食べている食材もどのように作られて加工されているのかを実際に見て体験すると、食材を無駄にせず大切に食べようと思います。

四万十町にはたくさんの豊富な食材がありますので、もっとたくさんの方にその魅力を伝えられる商品を作れるよういろんな収穫をしていきたいですね。

 

 

この記事を書いた隊員

山田佳苗
山田佳苗
地元京都の洋菓子店とカフェに約4年勤務。自然豊かな田舎町にあこがれ、山、川、海、全て揃う雄大な四万十町の景色に惹かれる。お菓子づくりの経験を活かしながら、地域と幅広く関われる、地域おこし協力隊を知り応募。現在、道の駅あぐり窪川で四万十町の食物や食品販売の知識を学びながら、お菓子を通じて地域を美味しく盛り上げるために日々活動中。
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