協力隊1年目の振り返りと、おうち時間の過ごし方。

こんにちは。情報発信の吉岡です。 協力隊になり1年が経ちました。昨年の5月に四万十町に来た日が懐かしく思えます。

▼去年の着任挨拶はこちら 着任のご挨拶と、わたしが四万十町を選んだ理由

1年経つと感じ方とか考え方も変わるのかなと思ってましたが、ほとんど変わりませんでした。(すぐ嫌になったらどうしようって心の隅で思ってたので、とりあえずホッとしてます笑)

今でもスーパーで生き生きした食材に出会うとテンションが上がるし、車で四万十川沿いを走れば綺麗だなーー!と通るたびに感じます。

私のオアシス・産直   窪川 西川角(にしかわづの)からの景色   去年の夏、初めて食べて感動した「ツガニ」。こんなモンスターみたいなカニが川の中にいるんです。塩ゆでするとおいしい。   初めて一から作った皿鉢料理(という名のおかず大皿詰め合わせ)   こんなふうに日々、四万十町の豊かな自然と食を満喫しているところです。  

ざっくり一年目を振り返る

一年目にしてはいろいろ動いた気がしています(‘◇’)ゞ

なかでも印象に残ってるのが、まだ四万十町に来て間もない昨年6月にやった「まちダイニング」という食のイベント。 地域の人たちみんなで一緒にごはんを作って食べるという取り組みで、ハマヤさんの食堂スペースをお借りして開催しました。

知り合いもほとんどいなくて集客も役立たずだったのに声をかけてくれた現役場職員の小林さんには感謝です。良いご縁がたくさんあった場だったと、いま振り返っても思います。 そこから地域のお祭りに参加したり、食のイベントに携わったり、よさこいを踊ったりしていくうちに人脈も広がっていきました。

夏ごろから始まった人材育成センター主催の「イノベーター講座」でレゴブロックを動かしながらマイプロジェクトを作成したことも、自分のやりたいことって何だろう?と改めて考えるきっかけになりました。

スパイスカレーワークショップ   高知よさこい。四万十町のよさこいチーム「四万夢多(しまむた)」で踊りました!   レゴシリアスプレイの作品 そして昨年12月よりまちづくり企画「シマコン」がスタートしました。2月には2回目を開催し、引き続き活動しています。

▼シマコン開催までの経緯はこちら
最近やってるシマコンについて。

今年の2月にはもう一つ、バレンタイン企画としてチョコレート作りのワークショップとホットチョコレートのふるまいをしました。

駅前に新しくできたゲストハウスの1Fを、まちのオープンな場として活用していこうという動きの第一弾!

人が集まる場をつくることはやっぱり楽しいなと思った矢先、このあたりからコロナの猛威が広がり状況が一気に変わってしまいました。

4月に予定していた3回目のシマコンも中止となり表立った活動はできていませんが、ホームページを作ったり、ブレストの練習会をしながら、いつかの再開の日に備えているところです。 シマコンメンバー同士でのコミュニケーションがマメに取れていることがほんとに救いです。早くやりたいなー!

ブレスト練習会  

最近の取り組み

コロナ被害を受けたお店を応援するべく、テイクアウト情報を集めたサイト立ち上げのお手伝いをさせて頂きました。 町内からだけでなく町外からも応援できます。素敵(‘ω’)ノ >>コロナに負けるな!四万十町応援大作戦 こういった取り組みもですし、四万十町の役場職員は優秀でやる気のある人が多く いろいろな対応へのスピード感がすごいです。 給付金もオンライン申請が始まった初日に振り込みまで完了してくれたり コロナ情報をマメに発信してくれるLINEアカウントが速攻で立ち上がったりしてます。 >>四万十町公式LINE 陰でたくさん動いてくれている人たちのお陰で、私たちの日常が守られていることが 行政の中にいることで強く実感できるようになったのはここ一年での大きな変化でした。ありがとうございます。 というわけで、私もここしばらくは平日・休日問わず仕事以外の時間のほとんどを家の中で過ごしております。  

私のおうち時間の過ごし方

これといって新しいことはしていませんが、料理したり、掃除したり、本を読んだり、ここぞとばかりにフリマアプリで不用品を売りさばいたりしているうちに一日が終わっていきます。おかげで部屋が引っ越し当初よりスッキリして嬉しいです。 ほんの数か月前からは考えられない状況になり、時代が大きく変わっている渦中にいる実感はあるものの、毎日太陽は登るしお腹は空くし部屋は散らかるように、生活はいつも通り続いています。 外での娯楽や活動はしばらくおあずけですが、ふとここで自分の「生活」とじっくり向き合うタイミングが来たことにむしろ感謝したいと思っています。 というのも今年の2月まではイベント続きで忙しく、めまぐるしく一日が終わっていたこともあり 考えようによっては、こんなふうにまとまった期間ゆっくりできる機会もそうそう無いことなんじゃないかと。(あくまでも私の視点で、いつもより大変な人がいることも承知です。) 新しいことを企画したり、それで忙しくなったりするのももちろん好きでやってることで楽しいのですが、気づいたら予定を詰めすぎて、どっと疲れて一歩も動けないまま休日が終わるなんてことも多々ありました。

もともと人付き合いで疲れやすかったりするわりに、人と関わることが好き。という矛盾を抱えていることが小さな悩みだったりもします。もうこれは仕方ない!笑

ベランダで育てているカレーリーフ(よく話しかける)  

協力隊2年目とこれから

いまは自分が立っている場所が絶対安全だなんて誰も言えない状況です。今回の事態でより、そういった社会の不安定さが浮き彫りになったように感じます。 みなさんは3月以降、生活や心境に変化はありましたか? まだまだ辛い思いをしている人や大変な状況に苦しんでいる人も多くいます。でもこんなときだからこそ、これからの生活について考えてみる良い機会じゃないかとも思うんです。

と言いつつ普通の人よりちょっと不安定な「協力隊」という立場なので、残りの任期の過ごし方や今できることを自分なりに考えながら動いていきたいです。

引き続きよろしくお願いします!

この記事を書いた隊員

国廣 亜紀
国廣 亜紀
兵庫県の大学を卒業後、大阪で約3年働く。その後上京しグラフィックデザインを学ぶ。2年ほど芸能事務所にてWeb担当として従事した後、今までの経験を活かして高知の魅力を発信したいという想いで協力隊になる。自然と人が豊かな四万十町より、この土地の色々な魅力をお伝えしていきます。
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