【大奈路】年末は餅をつき、こんにゃくを丸める

明けましておめでとうございます。大正北部の地域振興を担当しています。立岡陸です。


昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

今回は大奈路地区で行われる年末のあるイベントを終えましたので、その様子をお届けします。

2022/12/28 

そろそろお正月が来るぞ~と告げるかのように、

年末の旧大奈路小学校から、餅つきの音が聞こえてきます。

大奈路地区では毎年、地域の方々が旧大奈路小学校に集まり、

杵と臼を使って手づきのお餅を作り、

また同じく、こんにゃくを手作りして、

周辺地域で注文してくださった方々に届けています。

杵を持ち、早速僕も餅つきに挑戦。

力みすぎず、杵を落とす感覚で、臼にぶつけないように、、

これは、、なんとも難しい。幼少期の方がずっと上手だったかもしれません。。


腕が上がりにくくなってくると「情けない音になってきたぞ~」と遠くから。


ほんと情けない!なんとか歯を食いしばって、、

男性陣で交代しながら、手づきらしいキレイでもっちもちのお餅が完成しました。

 

湯気が立って、

もち米の香りがぶわっと広がって、

石臼の中のお餅を強く叩けば、

突き抜けるような気持のいい音が鳴り、

それを綺麗に手で包み、、

 

幼少期からは歳を重ね、餅つきも身近ではなくなっていた今、

改めてこのような体験ができるのは貴重だなぁと思い、

作業の中で感じる感性もまた変わっていて、

その変化に気づかされるのもまた面白いなぁとこの日を振り返りながらふと思いました。。

 

▶︎続いては、初めて尽くしのこんにゃく作りです。

このげんこつみたいな芋から、

あのつるんとしていてやわらかい食感のこんにゃくができるなんて、

作ったくせに今でも信じられません。


聞いてみれば、こんにゃく芋は食べごろになるまで3年もかかるんですって。

植える土地の相性によっても全く成長しなかったりするそうで。

皮をむいたり湯がいたりしてたあのガッチリボディのこんにゃく芋たちは、

2~3年もの時間をかけてじっくり成長していったんですね。なんだか力強い。

こんにゃく芋はそのままじゃ食べれるものじゃ無いとだけ知っていたのですが、、

目の前にあったらどうしても知りたくなるのが性、

興味本位で潰した芋をほんの少しだけ食べてみたら、

まあ渋くて独特な風味で、毒のせいで舌がずっとピリピリしていました、、

(良い子は絶対マネしないように!)

毒抜きのために灰汁を入れて(この灰汁の仕組みも調べてみたら面白いですよ)、

丸めてどんどん湯がいていきます。

あのごつごつした姿から、つるんつるんで可愛らしい姿になりました^^

程よくやわらかくて、ぷりぷりしてて、香りもよくて。

つきたて、つくりたて、手作りがやっぱり一番おいしいですね。

大奈路地区の方々、貴重な体験をありがとうございました!

さあ、お餅とこんにゃくパワーで今年も1年頑張るぞー。

 

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