第四次十和錦補完計画(豊年撃壌)

こんにちは、十和地域担当の浦島です。 つい先頃まで「寒いな~」と言っていたのですが、 もう「あっついなー!!」と文句をいう。。。 人間とはまったくもって”わがままな”存在ですね。 今年は猛暑になるようで今から気が重いです。。。 そんな十和でも徐々に日差しが厳しくなってくるなか、 5月下旬 協力隊のみんなで【田植え】を行いました。 <神々しい石井隊員> 朝7時に集合して業務が始まる8時30分まで田植えをしていたことを 職員の方に話をすると「まるで百姓のようですね」と言って頂きました。 一歩、百姓への道に近づきました。 范成大という人の「挿秧」という漢詩があります。 種密移疎緑毯平・・・ 種(う)うること密に 移すこと疎に 緑毯平らかなり 行間清浅穀紋生・・・ 行間清浅(ぎょうかんせいせん) 穀紋(こくもん)生ず 誰知細細青青草・・・ 誰か知らんや 細細青青(さいさいせいせい)の草 中有豊年撃壌声・・・ 中(うち)に豊年撃壌(げきじょう)の声有らんとは 現代語訳としては 苗代にぎっしり植えていた苗をまばらに本田に移し植えると、一面、平らに緑の絨をしいたよう。 苗の間の清らかな浅い水にはちぢみの紋のような波がたっている。 この細くて青々した草の中に、すでに豊年を祝う撃壌の声(太平を謳歌する歌声)のあることを誰も知るまい。 だそうです。 約800年前の漢詩だそうですが、国や時代は違えど、 共感できるところが【百姓】という生き方なのかも なのかもしれませんね。
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